こんにちは。
タルカリです。
2018年2月にネパール(とインド)に行ってきました。
しばらくその旅路について書いていこうと思っています。
読んだあと、
何となくネパール(あとインド)に行った気になってもらえるとうれしいです。
前回はデリーの街について少し書きました。
今日は「ニューデリーからアーグラへ」です。
そんなところに日本人!?
前回の記事はこちら↓
朝食中にようやく連絡が・・・
いよいよこの日は友人と合流する日です。
前日の22時ごろに空港に到着しているはずですが、
お昼にメッセージがあったきりで朝まで連絡はなしでした。
自分たちもほとんどインターネットを使えなかったので、
あまり気にしていませんでしたが。。。
インド到着翌日も6時起床。
連絡がきているかスマホをチェックしようとしたら、
部屋のWIFIが切れていて使えなくなっていました。
”インドクオリティ”か・・・と、思いながら、
とりあえず朝食がてら夜にも行ったレストランフロアへ。
ここではインターネットがつながりました。
友人からメッセージが残っていました・・・。
『いろいろあっていまデリーにいないので、とりあえず連絡ください。』
(友人は少し年下なので敬語を使ってくれています。)
少し焦りながら、
すぐにFACEBOOKメッセンジャーで、
折り返し電話をしましたが応答はありませんでした。
部屋でWIFIが機能していれば・・・。
とりあえず連絡を待ちながら朝食を。
インドの朝食
ここのホテルもブッフェスタイルです。
インドではパパイヤがいたるところで出てきました。
当店のシェフの奥さんがインドとの国境に近い場所出身で、
パパイヤが大好きだったのを思い出しました。
彼女が体調が悪いときに、冬なのに「パパイヤが食べたい。」と言われ困ったことも。。。
「あとココナッツも飲みたい」とも言われて。。。
チャイとコーヒーは自動の機械でした。
チャイは当然のごとく最初からかなりの甘さです。
まさかコーヒーも!?
と思って少しだけ入れてみたら、
当然?こちらも激甘のコーヒーでした。
缶コーヒーの3倍くらいの甘さです。
チャイはともかく、
朝からコーヒーのこの甘さはなかなか厳しいものがあります。
そうこうをしていると、
スマホが鳴ったので、見てみたら友人からでした!
友人から連絡が
自分「もしもし!大丈夫?どういうこと?」
友人「今はアーグラにいます。いろいろあって。詳しくはまた。。。」
※アーグラはタージマハルがある街で、デリーからは230km離れた場所です。
なぜか彼らはアーグラにいて、かなり疲労した様子でした。
前日の夜に確かにデリーに着いたらしいのですが、、、
朝の8時くらいにどうしてアーグラに。。。
これからどうするか?
彼らはどうしてそこにいるのか?
体調不良などトラブル?
なんで???
などなど、
いろいろな考えが頭を駆け巡りました。
二人の心配をしながらも、
行けないはずだったタージマハルに行くチャンスかもしれない!
などど思ってしまったりしながら、、、
結局、細かい話は会ったときに聞くことにして、
方向的にもアーグラは次の目的地のバラナシと同じだったということもあり、
自分たちがアーグラに向かい、そこで合流することにしました。
(部屋でWIFIが使えなかった問題ついては、また書きます。)
鉄道のチケットを購入
ということで、
急いで鉄道のチケットを予約しないと。
チェックインの時にホテルのフロントで、
「鉄道のチケットも予約できるからいつでも言ってください」
と言われていたので、すぐに鉄道の予約をしてもらいました。
こちらはチケットとなる用紙です。
「検札にくるのでパスポートと一緒に見せてください。」
と言われました。
前日、外国人専用オフィスでもあれだけ並んでいましたが、
あっさり15分くらいで予約をしてくれました。
どういうシステムになっているのでしょうか???
ランクが高い座席では無かったから???
インドの鉄道にはいろいろランクがあり、
エアコン付き・エアコンなし・鍵つき・鍵なし
などで別れているそうです。
自分たちは昼の移動なら十分の3Aという3等級?を予約してくれました。
(鉄道のクラスはしっかりと理解していません。。。すみません。。。)
料金は、本来は650ルピー(1170円くらい)のところ、
手数料込で990ルピー(1780円くらい)でした。
待ち時間や手間を考えるとこちらの方が圧倒的に良く感じました。
ネパールもそうですが、
そこそこのホテルに泊まれば”ツアーオフィス”が併設されているので、
そこで諸々手配をしてもらうのもスムーズに進めるひとつの手です。
チケットを予約した鉄道は、
出発時間は11時25分でアーグラ到着予定時刻は14時05分でした。
何があるか分からないインドなので、
やや急ぎ足で駅へ。
とその前に、
モモヨカリーさんにおすすめしてもらっていたホテルが近くだと知り、見に行ってみました。
自分たちのホテルとは目と鼻の先。
1階にも何だかおいしそうなレストランもあるし、こっちにしておくべきだった、
などと思いながらニューデリー駅へ。
ちなみに場所はこちらです。
デリーに行かれる際はぜひこちらへ!?
自分も次こそ、ここにしようと思います。
急いでいるといいながら、道すがら、
写真を撮りながら駅へと。
神様はどこにでもいます。
小銭の両替も道でやっていました。
駅前は屋台が多く立ち並んでいました。
その通りを突き抜けていきます。
ニューデリー駅へ。
デリーともしばしのお別れです。
1日だけれども、長かったような短かったような。
もう一度来ていろいろ確認をしたい場所でした。
念願のインドの鉄道
駅の入口には荷物検査があります。
ホーム
英語とヒンディー語の電光掲示板
本当は前日通るはずだった鉄橋を渡って乗車ホームへ。
今度は向こう側に昨日の橋が見えます。
ネットでいろいろな情報を見ているので、
ホームが合っているのか?電車は来るのか?不安なまま乗車予定のホームへ。
ホームにはたくさんの人が列車を待っていました。
B4の車両のはずですが、
B4の表示が無くうろうろしていると、
予定時間に列車が入ってきました。
表示を見ながら追いかけました。
乗車
遅れるだろうなと思っていましたが、
意外に予定通りに到着してびっくりでした。
他の人に続いて中へ。
2018 7/10追記
そのときの動画がこちらです。
列車の中は・・・
3Aクラスの席は6人掛けです。
昼間は下段に座って夜になるとベッドに。
中段は背もたれの部分がベッドになるようです。
上段は常にベッドの状態です。
反対側はひとりずつの席です。
なんとか無事乗車。
ひとまず良かった。
例のごとく降りる場所が分からないので、向かいの人にあいさつをします。
降りる場所を伝えておきました。
とても親切な人でした。
どこまで行くか聞いたら、終点の南インドのケララまでだそうです。
「この列車の名前は知っている?ケララ・エクスプレスだよ」とのこと。
3日間くらいこの列車に乗っていくとのこと。。。
(あとで調べたらデリーからケララまで2600km。
日本の本州が1500kmなので・・・。)
地図を見ながら話をしていたら、
「アーグラまでは5時間くらいで着くと思う。」と教えてくれました。
たしかチケットには2時間30分くらいと書いてあったはずですが。。。
そんなことを聞いたので、
動き出すのにも時間がかかるかなと思っていたら、
意外に、予定通りに出発はしました。
(遅れるのか、きちんとしているのかどっちなんでしょうね。)
ゆっくりと動き始めます。
あっという間のデリーでした。
少しずつ振動が伝わってきて、
少しずつテンションもあがってきます。
動き出すとすぐに、
チャイ屋さん?が回ってきました。
遠くから
「ヂャイ、ヂャイ、ヂャイ、ヂャイ、ヂャイ」と連呼しているので分かります。
この後も、新幹線の移動販売のように、
随時チャイ屋、カレー屋、水屋さんが、
「ブーリィ、ヂャバティィ、ベジベジベジィ」
といった感じで声を出しながら回ってきました。
(濁点がついているのは、みんな声が魚屋さんのような声だからです。
文章で臨場感を出すのは難しいですね。)
検札の人もすぐ来ました。
自分たちはパスポートと紙を渡すだけで、確認はすぐに済みました。
なんだか分かりませんでしたが、
何やら他の乗客の人ともめている様子。
座席にはコンセントもついていました。
このかたちはネパールにもある”イケるやつ”だと思い、
差してみたら、、、
やっぱり日本の充電器がそのまま使えました。
いろいろなタイプのコンセントが使えるタイプのコンセントです。
とりあえず周囲の散策も。
トイレの確認。(かなり大事)
といっても、それぐらいです。
日記も書いたりしながら、
列車の中から窓の外を眺めます。
家
人
畑
牛
牛
牛
建設中の大きい建物
もあれば、
バラックに暮らす貧しい人たちの姿もよく見かけました。
鉄道に乗っていると一瞬ですが、、、
時間もあるので、余計なことも考えたりしてしまいます。
途中、駅で停車。
何かを窓越しに販売しています。
下のクラスは窓ガラスが無いので外から直接渡しています。
気温が高いときは車内はかなり暑さだそうです。
半分を過ぎたくらいで、
何もないところでストップしました。
このあたりです。
なんとなくスクリーンショットを撮っておきました。
ここでも便利なのがグーグルマップ。
インターネットがつながっていなくても現在地が分かります。
便利な時代になりましたね。
しばらくの間、
動いたり停まったりを繰り返しながら進みました。
周囲をきょろきょろと見まわしていると、
向かいのおじさんが、
「まあ、ゆっくりいこう。」みたいなことを言ってきました。
「今日はアーグラには行くだけだね。(何もする時間はなさそうだね。)」
とのこと。
どれぐらい繰り返していたか分かりませんが、
また少しずつ動き始め、
今度は再びスピードを出し始めました。
あとは同じような景色を見ながら到着を待つだけ。。。
結局、
アーグラに着いたのは15時30分くらいでした。
乗車時間は4時間。
予定より1時間30分の遅れでした。
思ったより早かった!?
のかな?
朝からの緊張が少しゆるんだのか、
それまでは全く無かった空腹感を少し感じながら電車を降ります。
今度こそ無事合流できるでしょうか?
・・・といったところで、
今日はこのあたりで。
次回は、「合流」です。
今日もご覧いただきありがとうございます。
ダンニャバード。
(ネパール語でありがとうの意味です。)