こんにちは。
名古屋本山ネパール料理タルカリです。
2019年1月29日から2月11日までネパールに行ってきました。
その旅路について書いています。
前回は『ネパール西部の大きな橋へ』という記事を書きました。
今日は、『バルディア国立公園』です。
読んだあとに、
なんとなくネパールに行きたくなってもらえるとうれしいです。
2015ネパール地震の西部の話
旅に話に入る前に少しだけ別の話です。
西部方面に行くまで少しだけ気になっていたのが、2015年のネパール地震の事でした。
スタッフのお義母さんたちにも聞いてみましたが、震源地がネパールの真ん中あたりだったため、西部の方は大きな被害は無かったとのことです。
だいぶ時間が経過したせいということもありますが、見た感じでもあまり影響は無かったように見えました。カトマンズより”ごちゃごちゃ”していないからということもありますが。。。
ちなみに、4年経過してカトマンズなど中心部は、旅行者的には今はその影響はあまり感じられないように思えます。
さて本文です。
ネパールガンジに向けて
ネパールガンジに向けて出発です。今回はベーシックな小型タクシーです。
車内にはネパールらしい装飾が。
朝の7時に出発しましたが、この日も濃い霧が立ち込めていました。
少し走ったところで前日のチサパニの大きな橋を過ぎます。
こういった幻想的な雰囲気はいいものですね。
中国の山奥みたいです。(行ったことありませんが。)
渡り切ったところにはハヌマーンが祀られている小さな寺院があるそうですが、残念ながら見えませんでした。
※ハヌマーンは人気のある神様の一人(←ひとりと数えていいのかは?)で、猿の顔しているのが特徴です。
バルディア国立公園
少し進むと動物が描かれた看板が目につくように。
そしてゲートのようなものが見えてきます。
ここからは「バルディア国立公園」だそうです。
「チトワン」と並ぶ、多くの野生動物が生息する保護エリアだそうです。
橋のあるチサパニと目的地のネパールガンジのちょうど間にあります。
少しだけ中を通り抜けていきます。
野生動物を密猟するグループがあるそうです。
看板には象牙、インパラの角、トラの毛皮、サイの角が描かれていました。
タクシーの運転手さんが銃を抱えた警備員(軍隊?)から紙を渡されていました。
そして、
時計を気にしながらしばらくの間ゲートで待機をします。
数分経ってからようやく始動。
少し前まではそこそこスピードを出していたのにここではゆっくりとしたペースで進みます。
話を聞いたところ、国立公園内は40㎞走行が義務付けられていて、途中のゲートにて通過する時間もチェックされているとのことです。(規則を破ると逮捕される場合もあると言っていました。)
↑時間がかかれた紙です。(規則が細かい割にメモ紙です。)
運転手さんがスピードをかなりしっかりと守っていたので、(ネパールにしては珍しく?)かなり厳格に刑罰が実行されているようです。
動物保護の看板も頻繁に設置してあります。
運転手さん曰く、左てで一瞬動物が見えたそうですが、残念ながら画像には収められませんでした。
この向こうにもしかしたらトラや象がいたりするのかと想像すると不思議な気持ちになります。
時折、対向車ともすれ違います。
前の車が出てから時間を置いて出発するので、前後に車は見えません。
再びゲートです。
一旦国立公園を通り抜けた場所でした。
一瞬、街をかすめてから、
再度公園に差し掛かかります。
またゲートでチェックを受けます。
国立公園とかは関係なく牛はどこにでもいます。
公園と反対側にはのどかな風景が。
と、
途中で何か人だかりができていました。
バスが道路脇に落ちています。その復旧作業でした。
運転手さん曰く、「たぶん動物を避けようとして道路脇に落ちたんだろう」とのことです。
このエリアで動物をはねても逮捕されてしまうそうです。。。
ということで、”動物が急に道路に出てくると避けるために事故になってしまう”というようなことを言っていました。
豹かチーター?もいるみたいです。
チサパニと反対側のゲートが見えてきました。
1時間30分くらい走ったところでサファリパーク気分は終了です。
機会があれば本格的に公園の方に訪れてみたいです。
でも行くならチトワン国立公園の方がカトマンズから近いのでそちらでしょうか・・・
サモサ
公園を過ぎたところで朝食がてら軽く食事をとることに。
ここでもオートリキシャがインドのすぐ近くを走っていることを感じさせてくれます。
のんびりとした時間が素敵です。
水を汲む姿も風情があります。
お店はオープンキッチンタイプでした!?
竈で食事の支度を仕込みをしています。
何気ない素朴な雰囲気が落ち着きます。
この日の朝食はみんなでサモサです。
周りがパリッとしたタイプでした。何個でもいけます。もちろんおかわりしました。(前日はゆっくりと休めたので、この時の体調はかなり回復しています。)
チャと一緒に食べるとますます止まりません。
と、ふと後ろを振り返ると・・・
なんてことでしょう。
まだ肌寒い時間帯に湯気をたてながら食べるダルバート。
絶対に”おいしいやつ”です。
ただ、サモサで少しお腹が満たされたてしまっていたので、、、
少なめで作ってもらいました。
混ぜて食べます。
気分はこのような感じです!
(※ちなみに画像はこのお店の外の道です。ちょうどよかったので。)
しかも、申し訳ないことに・・・
「追加のダルバートはいくらですか?」と聞いたら、
そこにいる人たちに、
「そんなのお金いらないよ~!!」
と笑われてしまいました。
小さいとはいうものの、そこそこのボリュームです。
そんなつもりは無かったのにただで試食をしてしまいました。。。
この恩は必ず別のネパール人に返します!!
と、お腹も心も満たされたところでネパールガンジに向けて走り始めます。
遠くからも分かる巨大なシバ像を建設中。ちょっと行ってみたい気もします。
しつこいようですが、カトマンズとは違ってとにかく自転車が目につきます。
平坦な道が続くので自転車は便利な移動手段のようです。
北海道のような直線の道が続きます(行ったことありませんが)
ネパールガンジへ
走り始めて3時間ほどネパールガンジの標識が見えました。
右折をして直進します。
と、ここで突然整備された道路に変わります。
これまでの田舎の風景から一変して都市部のような雰囲気に。
自転車も走りやすそう。
↓このゲートの向こうが空港だそうです。搭乗予定はこの日の16時です。
またのちほど戻ってきます。が、その間にもぼちぼちありました。
ネパールとは思えない平らな道が続きます。
街中に入るとさらに活気にあふれています。
中心部では大きな建物も増えてきました。
いよいよネパールガンジに到着です。
といったところで、今日はこれくらいにしておきます。
〇今日のひとこと
今日もお店でお客様からブログの応援をいただきました。ありがとうございます!
応援するって大事なことだなとつくづく思う今日このごろです。
さてタルカリは何を応援しましょうか?
それでは、今日もご覧いただきありがとうございます。
ダンニャバード。
(ネパール語でありがとうの意味です。)