2018ネパール⑭ ~ インドとネパールの国境スノウリ ~

こんにちは。タルカリです。

2018年2月にネパール(とインド)に行ってきました。
しばらくその旅路について書いています。
ようやく終盤なので、あと少しだけお付き合いいただければと。

読んだあと、
何となくネパール(あとインド)に行った気になってもらえるとうれしいです。

前回は「バラナシからインド・ネパールの国境へ」について書きました。

今日は「インドとネパールの国境スノウリ」です。

前回の記事はこちら↓

2018ネパール⑬ ~ インド編 バラナシからインド・ネパールの国境へ ~
こんにちは。タルカリです。 2018年2月にネパール(とインド)に行ってきました。 しばらくその旅路について書いています。 ...

◎登場人物
・タルカリ(自分)
・IT(日本から同行した友人)
・はっくん(世界一周中の友人)
・ひとみちゃん(はっくんの彼女、はっくんと一緒に旅をしている)
・タルカリシェフ2名(それぞれネパールの実家に)

◎滞在地(予定地)
名古屋→カトマンズ→ニューデリー→アーグラ→バラナシ(ガンジス川がある場所)→インドとネパールの国境(いまここ)→シェフの実家→カトマンズ→名古屋

◎旅の目的
・世界一周中の友人とインドで合流する。
・陸路でインドとネパールの国境を越える。
・インドの深夜列車に乗る。
・シェフの実家に行く。

現在、インドとネパールの国境の街スノウリにいます。

スノウリ(グーグルマップではソノーリ)の国境

スノウリへのちょっとした疑問。
スノウリがインド側の街の名前なのか、ネパール側の街の名前なのか、
それとも両方ともスノウリという名前なのか、調べてもいまいち分かりませんでした。
グーグルマップもインド側を指しているのに、名前の表示はネパールになっているし・・・。
誰かご存知の方???(こんな、どうでもいい事ばかり気になってしまう性格です。)

さて、
前回も書きましたが、
イミグレーション(入国管理局)が開いているのは、
6:00~18:00(2018年2月現在)です。

そして、インド側のイミグレーションの場所は、


国境のすぐ横ではなくて、国境から1kmくらい道なりに戻った場所にあります。
要注意です。

というのも、(自分たちの下調べ不足がいけないのですが、)
せっかく一度国境まで歩いたのに、それを知らなかったので、出国手続きのためにもう一度イミグレーションまで道を戻ったからでした。

その日、
ホテルの出発は朝の5時半でした。

外はまだ真っ暗でしたが、


国境が開くのを待つ車もたくさんいました。


意外に人も歩いているので、
お店も少しずつ開き始めています。

なにやら門が見えてきました。

国境です!!

こういう感じになってました。国境って。
これを見てみたかったんです。
これを見るために行ってきました。

この一瞬だけは、お腹の調子の悪さも忘れていました。

が、
さきほど書いたとおり、この場所にはイミグレーションがなくて、、、
もう一度今来た道を戻ります。
ゆっくり歩いたので、ちょうど6時くらいでタイミングが良かったはずだったのですが。

少しだけテンションが下がります。

また元来た道を1kmくらい戻って、


イミグレーションが見えてきました。


ここで出国手続きをします。
出国カードを書いて、出国スタンプを押してもらいます。
やることは空港のカウンターと同じです。

そういえば書くのを忘れていましたが、
インドもビザが必要です。今回は日本で申請をしてから行きました。
申請の仕方などは、そういったブログなどを参考にしてもらうとして、
体感的に、ネパールの15倍くらい手間がかかりました。
書くことが多すぎて途中で嫌になってきます。
記入欄が多いわりにはけっこう適当なようで。参考にしていたブログなどにも、”その辺は適当で大丈夫です。”のようなことがよく書かれています。
基本的に適当なクセになぜここだけ細かいの!って多くの人が言っているはずだと思います。

イミグレーションの中は普通の事務所のつくりですが、当然撮影は禁止です。
が、そこにいた人がきさくな人で、
世間話をしながら、入管ということを忘れて思わず流れで写真を撮ってしまっていました。
優しく「消してくださいね。」と言われました。
空港にいるような、いつも怒っているような人とは全く違う雰囲気でした。

「インドはどうでしたか?」と聞かれたので、
「インドの思い出は下痢です。」と答えたら、笑いながらトイレも貸してくれました。
そういえば、ここでも当然のようにチャイを出してくれました。

改めて国境へ向かいます。

前日の夜から思っていましたが、すごいトラックの行列です。
ゴーラクプルからスノウリまで、道路が整備されていた理由がこれです。これでした。

ここスノウリは首都カトマンズと第二の都市ポカラ両方に近い場所ということもあり、
ネパールへ物資を運ぶメインのルートのひとつだそうです。
海がないネパールでは陸路での輸送がメインで、そのほとんどが南側のインドに頼っているとのこと。(北はヒマラヤ山脈とその向こう側にチベットがあります。)

そしてここは、2015年にあったインドによる国境封鎖の舞台のひとつになった場所でもあります。

インドによる国境封鎖とは・・・

ネパール・インド間の国境封鎖は、ネパールインド国境において2015年9月24日から2016年2月まで続いた混乱。物流が滞っておりネパール国内ではインドからの輸入に頼っていた生活必需品の供給量が激減、燃料医薬品の不足が深刻となっている。

ネパールでは9月20日に新たな憲法が公布されたが、その内容に対しネパール南部に居住する少数派のマデシが抗議運動を開始、国境検問所付近で座り込みを行い物流が滞る状態が続いている[1][2]。ネパールの首相K.P.シャルマ・オリは、インド政府による実質的な国境封鎖であり国連憲章などに違反するとして早急な解除を求めた。一方のインド政府は、国境地帯における抗議運動には関与しておらず、貨物業者が治安上の懸念から業務を行えないことが原因であると主張している -wikipediaより

ネパールは中国とインドという2つの大きな国に挟まれているので、
その間で”うまいこと”バランスをとっていかないと、このようになってしまうそうです。
多くのネパール人がインドによる”嫌がらせ”だと判断しているようです。

このとき、特にガソリン不足が深刻で、少しのガソリンを入れるのに何時間もガソリンスタンドに並んだり、タメルですらレストランでもガスがつきて営業できなくなるお店が続出したそうです。薪を使って調理をしてしのいだというような話も。
こういったような理由などからも、インドが好きではないネパール人も多いです。
(一応、”自分の周りは”ということにしておきます。)
どこの国も隣国同志の関係は難しいみたいですね。日本も・・・。
はっくん曰く「自分が訪れた場所でも、隣り合っていてもめていない国のほうが少なかったですよ。どこも一緒ですね。」とのこと。


といった物流の拠点の場所ということもあり、
国境まで距離がありますが、物資を輸送するトラックの列が続いています。

それを横目に見ながら、

また来ました。国境です。

”国境にたどり着いた感”を2回実感できて良かった!?

なんだかんだで7時も過ぎてしまいました。

簡単な荷物検査があって、歩いて通過です。

そう。歩いて国境を越えます。

これをしてみたかったんです。
これをするために、みんなを巻き込んでここまで陸路で来たんです。

どうして?と言われると、理由は全くないのですが、

ただ、なんとなくやってみたかった。日本にいたらできないことをやってみたかった。

強いて言えば、それだけの理由です。

そんなことのために、わざわざ付き合ってくれたみんなにも感謝です。

少し進むと、向こう側にもうひとつ門が見えます。
このあたりがちょうど真ん中です。

日本的想像で、真ん中に標識があったり線が引いてあることを少しだけ期待していましたが、やはり”それ”はありませんでした。
もしあれば、記念に”またいだ”写真を撮るつもりだったんですが。右がネパール、左がインド・・・。(ミーハーですみません。)

その近辺で撮った動画はこちらです。
(動画撮影の練習をもう少しします・・・)

このあたり、
自分の中ではかなり気分が高揚していて、これまでの苦労?が”報われた感”でいっぱいでした。
他のメンバーはというと、ひとみちゃんだけは、やっとインドから出ることができてかなり嬉しそうな様子が見られました。それ以外は特に感慨は無さそうでした、、、
まあ、とりあえずの解放感のようなものは感じていたように見受けられました。

ちなみに、ひとみちゃん曰く、
「インドは飛行機で移動するべきですね。絶対。まあ、もうインドの地には来たくないけど。」だそうです。
(ただ、彼らの日本への帰国便がデリーからだったので、二人が再度デリーに戻ることは決定していました・・・。とは言っていたものの。。。)

ネパールのイミグレーションはネパール側の門のすぐ横にありました。


今までで一番?ネパールが効率的だと思った瞬間です!?
インド側はどうしてあんなに離れた場所にイミグレーションを作るんでしょうかね?
全く最後まで。。。

ということで、インドとはしばしのお別れです。
次来た時は何が起きるのか。何を体験させてくれるのか。
事前の期待通りにとても興味深い場所で、楽しませてもらいました。
もし次回訪れることができればまた別の顔を見せてくれると思います。きっと。
インドの感想は、そのうち改めて書こうと思っています。


今度はネパール側でネパールへの入国カードに記入をします。

ここでネパールのビザの話になりますが、ネパールのビザはmultipleです。
一度取得すれば、他の国に出国しても期限中であれば再入国できます。
旅の計画を立てた当初、この情報もあまり書いていなくて2回取得する必要があるのかと思っていました。その必要はありませんでした。
ということで、みなさん安心してネパールからインドに遊びに行ってください!?
(ただ、一度出国するとその日中には再入国はできないようです。翌日以降から可。あと、インドのビザは申請するときに1回かmultipleを選べるようになっています。)

自分たちは入国カードのみ記入してパスポートと提出。
はっくんとひとみちゃんはビザを持っていないので、ここでビザの申請をします。
これも空港での手続きと一緒です。顔写真が必要なのでどこかで準備する必要があります。
このときは、バラナシのホテルの受付で紙にプリントアウトしてもらっていて、
それを提出しましたが問題ありませんでした。
(問題なかったのか、仕方なく受け取ってくれたのかは不明ですが。ネパールはけっこういいかげ・・・ではなくて、おおらかなところも多いので。)
場所などの確認をしていませんが、手元にもし写真が無ければ、その近くに写真を撮ってくれるところがあるはずです。おそらく。無くても何とかなりそうな気もしないでも無いですが・・・。(自己責任でお願いします。)

係員の方も手作業で確認しているので少し時間がかかりました。
そのすきにトイレへ。
トイレを出たところで、少しみすぼらしい恰好の老婆が”お金”、と手を差し出してきたので少し警戒しましたが、たまたま居合わせたイミグレーションの人がこちらに向かって”渡してあげて”と促したので、おそらく清掃を生業にしている人でした。ここは払う必要があったようです。カースト制度により、清掃(やゴミ拾い)しか仕事に就けない人もいると聞いたことがあります。このカーストによる仕事と単なる物乞いなどが混ざっている状況が、旅行者には判断が難しい点のひとつだと思います。

そして、イミグレーションを出ると、

すぐに旅行者を狙う客引きにあいました。


この写真では少しうさんくささが出てますが、気のいいネパール人でした。

と、ここで彼から残念な情報が、、、


左下の青い印が現在いる国境のスノウリ、
右の黄色い☆が集まっているのがカトマンズです。
カトマンズの少し左側の青い印がシェフの実家です。

そこまで行くのに、
最短ルートである、中央あたりにある青い印を2つつないでいる道(主要ルートのひとつです)が、道幅拡張工事のため10時から16時まで閉鎖されているとのこと。

スノウリからカトマンズまで270kmくらい(通常、車で8時間くらい)、ぎりぎり夕方に到着できると思っていたのですが、この時点でシェフの家に行くこと自体あきらめることにしました。翌日も帰国前日で、自分の体調不良もあって、シェフの家に移動して戻ってくるのは少し難しいと判断したためです。この日の、通り道の途中下車なら何とか寄れると思っていたのですが。

道路拡張工事も昨日今日の話ではなく、半年前くらいから始まっていたそうなので、
しっかりと下調べをしていないのも良くないですね・・・。
下調べしていてもこの時点ではダメだったかもでしれませんが。
残念ですが、今回はシェフの家には”よばれて”いなかったようです。

ということで、
シェフには謝りの電話です。

シェフのお母さんも、『日本から”社長さん”がわざわざ家に訪ねてくる』!?
(間違ってはいないですが、何か違和感が)ので、気合を入れてくれていたみたいですが、大変申し訳ないことをしました。
思っていた”社長”と違う!!と失望されずに済んで良かったかもしれませんが!?

シェフのお母さんには大変申し訳なかったので、来年またお詫びに伺う約束をしました。
心苦しいですが、来年またお店のお休みをいただかないといけなくなりそうです。。。!!
”よばれて”しまったので。。。!?

といったところで少しきりがいいので、
今日はこのあたりで。

次は「いざカトマンズ、その前に」です。

2018ネパール⑮ ~ スノウリから、ルンビニを経由してカトマンズへ移動 その道中では・・・ ~
こんにちは。タルカリです。 2018年2月にネパール(とインド)に行ってきました。 しばらくその旅路について書いています。 ...

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2018年2月 ネパール・インドの旅
◎『2018年 ネパール・インドの旅』 記事一覧 ...

今日もご覧いただきありがとうございます。
ダンニャバード。
(ネパール語でありがとうの意味です。)

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