2018ネパール⑬ ~ インド編 バラナシからインド・ネパールの国境へ ~

こんにちは。タルカリです。

2018年2月にネパール(とインド)に行ってきました。
しばらくその旅路について書いています。
もう終盤なので、あと少しだけお付き合いください。

読んだあと、
何となくネパール(あとインド)に行った気になってもらえるとうれしいです。

前回は「バラナシとガンジス川」について書きました。

今日は「バラナシからインド・ネパールの国境へ」です。

前回の記事はこちら↓

2018ネパール⑫ ~ インド編 バラナシ、そしてガンジス川 ~
こんにちは。タルカリです。 2018年2月にネパール(とインド)に行ってきました。 しばらくその旅路について書いてい...

◎登場人物
・タルカリ(自分)
・IT(日本から同行した友人)
・はっくん(世界一周中の友人)
・ひとみちゃん(はっくんの彼女、はっくんと一緒に旅をしている)
・タルカリシェフ2名(それぞれネパールの実家に)

◎滞在地(予定地)
名古屋→カトマンズ→ニューデリー→アーグラ→バラナシ(ガンジス川がある場所)→インドとネパールの国境→シェフの実家→カトマンズ→名古屋

◎旅の目的
・世界一周中の友人とインドで合流する。
・陸路でインドとネパールの国境を越える。
・インドの深夜列車に乗る。
・シェフの実家に行く。

現在バラナシにいます。

バラナシ

今回はインドの移動を楽しむというのがメインのひとつだったので、残念ながらバラナシ滞在自体はかなり駆け足になってしまいました。
ただ、前評判では、”街に一歩足を踏み入れた瞬間からバラナシが始まり”、はげしい異臭、けたたましい騒音が鳴り響き、そしてあふれる人の数に目がくらむ、「インドの中のインド」を感じることができる。
というような感じでしたが、全て話に聞いていたほどでは?という印象でした。

前回書いた通りこの旅では、ガンジス川を含めてバラナシは「観光地」という印象がどうしても強く、何が魅力かを感じることが、ほとんどできませんでした。1日だけではやはり何も分からないようです。次回こそは、人々を惹きつける”何か”を確かめてみたいと思います。

結論としては、、、
インドはゆっくりと周るべき。急いだら負けということです。
”よんで”くれません。

朝、ガンジス川を訪れたあと、
帰りはもちろんリキシャです。

行きと違い大通りには客待ちのリキシャが大量に停まっていました。

リキシャから撮ったバラナシの街です。
(特に何が映っているというわけではないです。。。)

とりあえず、ホテルのレストランで朝食を。

ブッフェもありましたが、ほとんど味が濃そうなものばかりだったので、
皆はまたトーストやパンケーキを。自分はシリアルを。

以前も書きましたが、
パパイヤはインドではよく登場します。

フルーツのやさしさが体に染みわたります。

よく見たらブッフェにイドゥリ(蒸しパン)がありました。
お金を払うから、それだけ食べられないか聞いてみたら、
サービスでサンバルと一緒に出してくれました。
(最後にチップを多めに置いておきました。一応。)

このときはサンバルの刺激はさすがにお腹に少し厳しかったです。
そして、イドゥリはまだ数回しか食べたことがないですが、
自分はこの酸味があまり得意ではないです。
インドの食を楽しむのはまた次回へのお楽しみとなりました。。。

今回は宿題がたくさんになってしまいました。

バラナシ出発

いよいよバラナシを出発して、インドとネパールの国境の街スノウリへ向かいます。
バラナシからは約300kmの距離です。

元々は鉄道とバスを乗り継いでいく予定でしたが、
体調面の不安や、シェフの家を訪れるのが翌日に迫っていたため、
安定して先に進めるであろうということで、車をチャーターすることにしました。
列車で行った場合遅延などでどれくらいかかるか分からなかったので。。。

グーグルマップで調べると、車で8時間18分となっています。
(これは現在の表示ですが、その時もこれと同じくらいの時間を表示していました。)

グーグルの表示もどれくらい信用が置けるか当時分からなかったので、
ホテルのフロントでどれくらいかかるか聞いたところ、
「国境なら6時間くらいで着きますよ」とのこと。

みんな「そんなに早く着くんだ!」と少し色めき立っていました。
この時は。。。

実はまだ少しだけ迷っていたのですが、
そういったこともあり、文句なしに車をチャーターすることになりました。
たしか4人で5500ルピー(9900円くらい)くらいだったと思います。
鉄道とバスなら一人500ルピー(900円)くらいで行けるそうです。
3倍くらい違いますが、値段的にもそこまで大きな差ではないかなと思いました。

そして、
バラナシを出発したのが、だいたい11時30分くらい。
もしかしたら今日中にネパールに入れるのでは!?と少し期待していました。
この時は。。。

車は普通のセダンです。乗り心地はまずまずでした。

バラナシの街中を抜けていく途中、翌日に控えた「シバラトリ(シバ神生誕祭)」の準備をしていました。

左にシバ神が見えます。

「シバラトリ」はヒンドゥー教徒にとって大切な日のひとつで、
バラナシのような聖地には各地からサドゥ(修行者)が集まってくるそうです。

ネパールにあるパシュパティナート寺院(火葬場もある有名な寺院)は特に有名で、
ネパール国中だけでなく、インドからもサドゥや巡礼者が集まるそうです。
タメルから空港に向かう途中に寺院はあるのですが、当日は迂回をしていかないと行けないくらい道に人と車があふれるそうです。

ちなみに、
ガンジャ(大麻)がシバ神の好物ということもあり、シバラトリは”ガンジャの日”とも言われているそうです。

wikipediaにもこのようなページもありました。

シェフがネパールにいた若いころは、当日は村中の人が集まって”ガンジャをやっていた”そうです。彼自身は、一度激しく頭痛と吐き気を催してしまったことがあり、それ以来やらなかったとのこと。
ネパールでは今でこそ禁止ですが、少し前までは合法だったそうです。
ただ、宗教と切り離せない存在なので、今でもグレーな雰囲気もあるようです。。。

ということもあり、
シェフはシバラトリの時は「ネパールではお菓子に気をつけろ。」といつも言っています。
大きい街の中では今では少ないかもしれないけれど、田舎の方だとシバラトリの日にはお菓子にガンジャを入れて食べることもよくあるそうです。なので、何も知らずにお菓子を食べると・・・。

ただ、今回は非常に残念なことにシバラトリとちょうどすれ違いの日程でした。
どういうことかと言うと、
今年のインドのシバラトリとネパールのシバラトリは1日ずれているようで、
このバラナシから国境に移動している”当日”がネパールではシバラトリの日で、
ネパールに入っているだろう翌日がインドのシバラトリの日でした。

ということで、
インドでもネパールでもシバラトリの盛り上がりを目にすることはできず、
全て移動で過ごすことになってしまっていました。

一番最初に予定を考えていたとき、かなりスムーズに歩を進めていた場合、
シバラトリの日の夕方にシェフの家に着けていたはずだったので、
みんなで”祭りを楽しもうか”と冗談を言ったりしたのですが!?
祭りの日にネパールに到着することはできませんでした。

さて、
バラナシはさすがに大きい街だけあって、始めのころはかなり進みやすい道を快調に走っていました。
が、
出発してほどなくして、たくさんの車が列になっていていました。
渋滞?


と思っていたら、運転手の人が外に降りて、


別の車の人も降り始めて、


何やら世間話をし始めました。


どうやらこの先に鉄道の踏切があるようで、ちょうど引っかかっているみたいです。
ここでの立ち往生は10分くらいで済んだと思います。

そういえばこの運転手の人、
英語がほとんど話せず基本的にコミュニケーションがとれませんでした。。。
ということで、
自分たちができるのは、とにかく目的の場所スノウリに早く着くことを願うことだけでした。

ただ、
「トイレ」という単語は知ってくれていました。助かりました。
ちなみに、ヒンディー語でトイレは「ペイカン」というそうです。

ほとんどがこのようなのどかな田園風景でした。

時々、街や小さな集落を通り抜けていきます。

このような落書き?をよく見かけたので、
なんだろうと思って写真に撮っておきました。


シェフに聞いたら、”自家製の薬の宣伝”だそうです。
自分で作った薬を壁に勝手に宣伝を書いて売っているのでは?
とのことです。自分で作った薬!?いいんでしょうか。インドっぽいですね。

それから2時間くらい走ったところで、街中でおもむろに車が停車して、、、
運転手さんが外に出ていきました。トイレかなと思いましたが、
どうやら食事をとりたかったみたいです。

だいたいそうですが、お店の油はこのような感じです。
真っ黒。。。

運転手さん。(名前を聞いたけど忘れました。日本人には覚えづらい名前でした。)


笑顔がとても素敵です。
言葉は通じなかったのですが、悪い人ではないのは伝わってきました。
とてもおいしそうに食事をする人でした。

ここでの食事はみんなパスです。
この時点で皆何となく、次の場所に着くまで食事は我慢しようという雰囲気でした。

とりあえず水分だけ補給。
一番左下のはローカルのコーラのようなものらしいです。
はっくんは世界のローカルコーラを飲んできたそうで、これをインドで飲みたかったそうです。

隣にはお菓子屋さんもありました。
(デリーでも行きましたが、街中いたるところにこのようなお店があります。)


「かなり甘いよ。」ということと、一応例のお菓子の件を伝えていましたが、
チャレンジ精神旺盛な、はっくんが興味本位で”ラスグラ”を購入。
以前タルカリでも出していた激甘お菓子ですが、、、

一口で、”ごめんなさい”をしていました。
幸い!?変なモノも入っていなかったようです。

運転手さんが食事をしている間に周囲の街の写真を撮らせてもらっていました。




何と言う名前の街だったかは分かりません。
今回自分たちも偶然立ち寄っただけのように、おそらく観光客が来るような場所ではなさそうです。周囲の人たちに、好奇心むき出しの目でジロジロ見られました。
こちらも、インドの人のことをいつもジロジロ見ているのでお互いさまなのですが。

食事を終えて、再び北上です。


ところどころきれいな場所はあったのですが、写真を撮るのをかなり失敗しています。
道が悪くて手がぶれていた訳ではなかったのですが、、、
このあたりは平地のためか道もなだらかで、舗装された道が続いていました。

さらに走り続けること2,3時間?
夕方の4時過ぎくらいだったと思います。

少しずつ日が落ち始めています。
まだ道も半分も過ぎていません。とりあえず、ホテルの人が言っていた6時間というのは間違った情報だったということが分かりました。

「今日中に国境にたどり着けないってことはないよね?」
少しだけ暗いムードが車内に漂います。

それからもうひとつ、
このあたりで、その日中に国境を超えることができないことが分かりました。
立ち寄ったトイレにいた英語を話せるインド人の人から、
スノウリの国境が通行できるのが夜の18時までだという情報を聞いたからです。
(正確には、イミグレーション・入国管理がその時間まで。)
できることなら、ネパールに入ってから宿を探したかったのですが。
24時間行き来できる訳ではないんですね。
これは地球の歩き方にも載っていませんでした。

なんとなく疲労感も車内に漂います。




ものすごい数の人が集まる青空市場?を通ったりしながら、

さらに2時間くらい走ったところで、
ようやく大きな街ゴーラクプルに入りました。



ゴーラクプルに入ったころはたしか18時近くで、今にも日が暮れそうでした。

ゴーラクプルは移動の拠点となる街のひとつで、国境の街スノウリに向かう人は大体ここを経由するそうです。バラナシから鉄道に乗った場合も最初の目的地はこちらで、ここからバスに乗り換える予定でした。

そのゴーラクプルでは、運転手さんが道に迷ってしまい
街を抜けるのに30分以上。。。

もう車に乗り続けて8時間以上。
少しずつどうでもよくなってきました。
まだ距離がかなりあるし。。。
いつ着くのか分からない。。。

ゴーラクプルの時点では残りの距離だけを見て、
「絶対今日中につかないよ・・・」と思っていました。
そして、
「運転手さんも明日シバラトリなのに、家に帰れなそうでかわいそうだね。絶対奥さんに怒られるよ。なんだか申し訳ないね。」とかムダに彼の心配をする会話をしたりしていました。

と思ったりしてたのですが、
結局、
ゴーラクプールからスノウリはかなり道が整備されていて、
びっくりするくらいスムーズな道のりでした。
なんと、その後2時間くらいで到着することができました。

後から振り返ってみると、
バラナシからゴーラクプル
200km8時間
ゴーラクプルからスノウリ
100km2時間

前半の絶望感やいかに。

そこから突然車の進みが良くなったので、
途中で休憩もしたりしながら、

みんなでチャイを飲みました。

家のトイレも貸してくれました。
親切なひとたちでよかった。

電気がついていなく、中は真っ暗でした。

そしてラストスパート。


(間違えてスノウリのひとつ前の街ダウラーラが行先になっていますが。。。)
グーグルマップの予定では8時間47分のところ、到着まで10時間くらい。
ホテルの人が言っていたのは6時間くらい。
途中で迷ったり休憩をしていなければ、ほぼグーグルマップの予定通りです。
さすがグーグル先生。。。インドでもほぼ正確な時間を計算してくれていました。

現在地を表す青い◎が目的地に近づくと、
何とも言えない達成感がわいてきました。
(座席に座っているだけでしたが。。。)

スノウリ到着

21時半くらいに、ついに国境の街スノウリに到着しました!!


このあたり、
全く情報を持っていなかったので、
とりあえずmaps.meアプリの地図上に載っていたホテルで降ろしてもらい、

そこで宿泊することに。

さすがにみんなお腹が空いていて食事をすることに。
もう遅い時間で、フライドライスなら作れるとのことで、


さっき買った、例のコーラもどきと一緒にいただきました。

運転手さんは当然ここでお別れでしたが、
一緒にご飯を食べようと誘いたくてと、スタッフの人に伝えてもらおうとしたら、
”彼と一緒に食事をするの????”という雰囲気で伝えてくれませんでした。
多分カーストの問題?などだったのだと思います。

ちなみに、国境ということもありスタッフにはネパール人も数人働いていました。




部屋の写真が残っていなかったのですが、
少しジメジメした感じのホテルで設備もいまいちでしたが、
1500ルピー(2700円くらい)でした。高いです。
時間も遅いこともありどこにも動くことができないので、かなり足元を見られています。
(インターネットの情報によると、少し前までは国境を超える旅行者を狙った強盗団もいたりしたそうなので・・・。)

国境を超える際は、インド側で泊ることは絶対にオススメしません。
少なくともこのホテルはオススメできません。名前を出すのはアレなのですが、
ここは、長距離バスの停留所のすぐ出口にあり、
旅行者が知らずに入ってくるので、設備・サービスが悪いのだと思います。
悪くても入ってくるのだと思います。
イミグレーションのすぐ横に雰囲気が良さそうなホテルがありました。
分かりませんがここよりは確実にいいと思います。

あとこの部屋、謎な部分がひとつだけ。


分かりますか?
2人同時にお腹をこわしてても大丈夫なシステム?
ここだけはサービスがすばらしい・・・!?
(ちなみに自分は右の和式派です。)

さて、
ホテルのスタッフの人に聞いたところ、
イミグレーションは朝の6時から始まるそうです。
ということで、イミグレーションが開いているのは、
朝の6時から夕方の18時までのようです。
この情報はどこを見ても載っていなかったので、
これが誰かの役に立つとうれしいです。

国境からスタッフの家まではバスで8時間くらいとのことだったので、
(ネパールと目と鼻の先なので、電話が通じてスタッフとようやく連絡が取れました。)
朝一で出発すれば、何とか少しの時間だけ滞在できそうです。

ということで、翌日は朝5時半にロビー集合になりました。

インド最後の夜も、まだまだ続くダイアリアとの戦い。
(この戦いは日本に帰っても数日続きました。)

といったところで、
長かったような短かったようなインドもついに終わりです。
翌日は国境を超えてネパールに入ります。

次は「インド・ネパールの国境スノウリ」です。

2018ネパール⑭ ~ インドとネパールの国境スノウリ ~
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ダンニャバード。
(ネパール語でありがとうの意味です。)

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