3月から6月にかけてはタルカリは繁忙シーズンです。
というよりも、
おそらくカレー業界はきっとそうだと思います。
カレーはやっぱり夏の食べ物のようで、
暖かく、
そして暑くなってきたころに、
みなさん食べたくなるようです。
(暑すぎる7月8月は食自体が細くなり、
外食も減るようで、みなさんが思っているより
お客様は少ないです。)
ということで、
タルカリでもおかげさまで、
忙しい季節を迎えています。
もうすぐ終わってしまいますが・・・笑
そんなこんなで、
1年の中ではまずまずの客入りですが、
先日1日だけ、
他の日よりかなり売上が悪い日がありました。
そんな時に必ずスタッフから言われるのが、
「ウシ、タベタデショ?」
この一言です。
ネパール人の多くはヒンドゥー教です。
国民全体の80%くらい?がヒンドゥー教徒で、
次に仏教徒が10%くらい、
残りは、それ以外の宗教を持っているそうです。
タルカリのキッチンスタッフもヒンドゥー教徒です。
ご存知の通り、
ヒンドゥー教では牛は聖なる生き物なので、
牛肉は食べません。
ちなみに、
時々間違われますが、
豚肉を食べないのはイスラム教です。
宗教に関しては、
自分もそれほど詳しくは無いですが、
この辺りは、勘違いされているお客様は多いように思います。
ということで、
スタッフ達は絶対に牛肉を食べませんが、
自分はヒンドゥー教徒でもベジタリアンでもないので、
肉は時々食べます。
で、先日のように売上が悪い日に言われるのが、
「ウシ、タベタデショ。」
「ウシ、タベタカラ、カミサマオコッテ
オキャクサン、コナイデショ。」
このように言われるんです。
いつも変なことを言ってくるので、
適当に流したりしているのですが、笑
その時はたまたま、
ブロンコビリーに行ってハンバーグを食べたので、
(※ブロンコビリーは名古屋発祥のハンバーグ屋さんです。)
少し心当たりがあり、焦りました。。。笑
以前書いた、タンドールの神様の時と同様、
(※以前の記事はこちら)
彼らと仕事をしていると、
ときどき感心させられたり、
ときどきドキッとさせられる事があります。
ヒンドゥー教と密接な生活をしている彼らとともにいると、
神様を心から信じているのが分かり、
本当に神様のような存在は在るんだろうなと思います。
ということで、
これから牛肉を食べるときは、
神様(スタッフ)に見つからないよう、
こっそり食べようと思う、
とある売れない1日でした~
※ちなみにハンバーグ屋さんなら、
浜松をオススメする理由にも書きましたが、
「さわやか」が好きです。
今日もご覧いただきありがとうございます。
ダンニャバード。
(ネパール語でありがとうの意味です。)
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