「ロティ」と「チャパティ」の違いについて

こんにちは。タルカリです。

お客様から多いご質問についてもブログでいろいろ書いていこうと思っています。
今日はお店でたびたび話題にあがるもののひとつ、

「ロティとチャパティの違いって何?」

というご質問についてです。




ロティとチャパティの違いとは?

まずはじめに、
タルカリでは「ロティとチャパティは同じもの」とお客様にお伝えしています。

それではたびたび聞かれる、

・ロティ・チャパティとは何か?
・ロティとチャパティは何が違うのか?
・何故違うものだと思われているのか?

などなど。

今日はこれらについて書いてみようと思います。

そもそも、ロティとチャパティって?

インドカレー、ネパールカレーを食べに行くと時々目にする、
ロティ、そしてチャパティ」ですが、
そもそも何なのか?というと、、、

”全粒粉をこねて薄く焼いたもの”です。

タルカリでは”両方とも”「全粒粉の薄焼きパン」と言っています。
(お店ではロティという名称で出しています。)

「ロティ」をwikipediaを見てみると、

ロティ (英: Roti, ヒンディー語: रोटी) は、インドやパキスタン、アフリカ諸国等で一般的に食べられている全粒粉を使った無発酵パンの一種。

と書いてあります。

人によって違う「ロティ・チャパティ」

一方でチャパティを見てみると

アーター(英語版)आटा)と呼ばれる全粒粉と水を捏ねて生地を作り、発酵させずに薄い円形にのばして焼いたものである。

と書いてあります。

これまでインド人やネパール人に、
「ロティはこれこれで、チャパティはこれこれだよ。」
と違いを説明されてきたかと思いますが、
基本的に同じものと考えていいと思います。

自分も以前、”ロティとチャパティの違いは何だろう?”
と疑問に思っていろいろなネパール人に聞いてきましたが、

「ロティはネパール語で、チャパティはヒンディー語だ。」
という人もいれば

「ロティはネパール語・ヒンディー語で、チャパティは英語だ。」
という人もいました。

別の意見で多いのが、
「ロティはフライパンやタワ(鉄の薄いフライパンのようなもの)で焼いたもので、チャパティはタンドールで焼いたものだ。」

逆に、
「ロティはタンドールで焼いたもので、チャパティはフライパンで焼いたものだ。」
という意見です。

そのほかでは、
「チャパティは全粒粉だけで、ロティは具が入っているものだ。」
「ロティは全粒粉だけで、チャパティは油やバター(ギー)を入れたものだ。」

などという意見を聞いたこともあります。

これまで調べたところによると、
人によって意見が完全に違っていて参考になるような参考にならない感じでした。

ここで想像したのが、
きっと今川焼・大判焼き・御座候などと同じことなんだろうなということです。

↓これです。(Wikipediaより)

”これ”も地方によって言い方が違いますよね。
”粉に味付けしたものにあんこをはさんで鉄板で焼いたもの”ですが、地方によって言い方が違います。
自分が育ったところでは”今川焼”でした。
ここ愛知県では”御座候”と商品名で言うのが普通らしいです。
最初は違和感がありましたが次第に慣れました。

話はロティに戻りますが、

ということで、タルカリの結論としては・・・、

”全粒粉(アタ粉)をこねて焼いたもの”が地方・場所によって言い方が違うだけ。
『ロティとチャパティはおなじもの』と結論づけています。

※2018 7/12追記・・・少し面白い話を聞いたので。
先日来店されたインド人のお客様によると、
「チャパティの語源は自分の家のほうでは、チャイのパティ(葉)のような形だから”チャパティ”と言うよ。」と言っていました。新しい話でした。

ちなみにその人は、家で食べるのがチャパティ、タンドールで焼いてあるのがロティという意見でした。

ネパールのロティあれこれ

実際、ネパールで食べたロティもいろいろあって、

「全粒粉だけ」のものもあれば、

ボダさんの家でいただいた「卵入りのロティ」

ホットケーキみたいな感じでした。
もしかしたら、”エッグロティ”と言っていたかもしれません。
今までの”ロティ”のイメージではなかったです。

そして、

このような”西洋のパン(いわゆるパン)”のことをロティという人たちもいます。
通常は”パウロティ”とも言うようですが。

ネパールの家庭ではタンドールが無いので、このような感じでフライパンで焼いています。

またはこのような竈で料理をしています。

結局のところ、”粉”をこねて焼いたものの総称をネパールではロティと言っているような感じでした。
ネパール人もけっこうおおざっぱな(おおらかな)人も多いので、細かいことは気にしていないのだと思います。

まとめ

と、いろいろ書いてきましたが、
「~とは」とこだわるのは日本人的発想なんだろうなと思っています。
当の本人たちはあまり気にしていないので。。。

逆に日本人もそういうのありますよね。
自分にとっては当たり前すぎて特に考えたことがないことって。
そして、外国人に
「Why? Japanese people?」って言われたりすることも。

ということで、タルカリでは基本的には、
”人と地方によって言い方やモノが違う”
というスタンスをできるだけとるようにはしています。

そして、お客様から「このあたりではこうだったよ。」という話を聞いて、自分の認識の違いを知ったりするのも楽しみのひとつであったりもします。

ちなみに、当店でお出ししているロティは、タンドールで焼いています。
”タンドールロティ”です。
粉と水と塩だけをこねてタンドールで焼いているので素朴なあじわいが楽しめます。

ご自宅でも簡単にできるので一度試してみてはいかがですか?
ナンよりも自然なあじわいを楽しめます。用意するのも粉と水と塩だけですし。
↓タルカリではこのアタ粉を使用しています。

ただ、味はフライパンで焼くよりタンドールの炭火で調理をした方がおいしいと思います。
個人的な感想ですが。

ちなみに、アタ粉をこねたものを焼かずに揚げると”プーリー”になります。
こちらもネパールではよく食べられています。

ロティともまた違った食感を楽しめますよ。

もしロティを作ってみたけど失敗してしまった・・・。
”タンドールロティ”と食べ比べてみたいというお客様、
ぜひタルカリでお越しください。味の違いを試すのも面白いですよ。

それではご来店お待ちしてます~

今日もご覧いただきありがとうございます。
ダンニャバード。(ネパール語でありがとうの意味です。)

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