こんにちは。
名古屋本山ネパール料理タルカリです。
2024年もネパールに行ってきたので旅ブログを残しておこうと思います。
この記事に読んだあとに、何となくネパールに行った気になってもらえるとうれしいです。
2024ネパール旅
◎今回の旅の目的
・インドとの国境のひとつを訪れる(5か所目)
・外国人が通れないインドとの国境を訪れる
・今年もどこかでインスタライブに挑戦してみる。
・初めてのツアー開催
・今まで食べたことが無いものを意識的に食べる
・タイでの乗り換えが18時間あるので昨年できなかったことのリベンジ
(カオマンガイを食べる)
あと、ネパールの料理について少し何かする。
前回はこちら。
カトマンズ到着
きれいになったトリブバン空港。
昨年は、えっここは本当にトリブバン空港???って思いながら、驚いているあいだに通り過ぎてしまいましたが、今回はしっかりと感動をかみしめて?きました。
空港の建物を出るとすぐ向こう側に、旅行者の名前を書いた紙を持つ迎えの人達がずらっと並んでいます。ホテルにタクシーを依頼している場合はこの中から自分の名前をさがすことになります。
それにしても、自分があちら側にまわる日がくるとは思いませんでした。。。
が、その話はもう少し後です。
空港でタクシーを見つける場合は右手の方に進みます。
ここでいつも通り、タクシーの運転手と価格の交渉をして700ルピーで、となりましたが・・・
タクシーに乗ろうとしたらなにやらもめている様子。
前回も書きましたが、空港内のタクシーは基本的にプリペイドで同じ価格になったようです。
タメルまでは850ルピーで固定とのこと。
さきほどの人がこっそりと抜け駆け?しようとして怒られたみたい?です。
「チケットを買ってきて」ということで空港横のチケットカウンターでお金を支払います。
交渉の必要がなくなったので、楽といえば楽かなという感じです。
こちらも前回書きましたが、空港の外まで歩いていけば多分500ルピーくらいのタクシーもあると思います。あと、配車アプリを使えばもっと安くいけると思います。
(ネパールには「Uber」がなく「Phatao」とか「in Drive」がよくつかわれているようです。また書きます。)
が、長い移動でつかれているので、正直さっさとホテルに向かいたいのでプリペイドタクシーでいいかなと思います。節約できても2~300円くらいなので。
ということで空港を出発。1年ぶりのネパールです。
今年もネパールに来ることができました。感謝。
空港内は時間がかかりましたが、街中は渋滞もなくスムーズで15分くらいで旅行者街タメルへ。
タメルが旅の中心地になります。
こちらタメルの入口に昨年作られ始めたゲート。今年は完成した姿を見られるかなと思いましたが、ほぼ同じ姿でした。
タメルの”タクシー乗り場”へ到着。ホテルへはここから歩いて4,5分くらいです。
街中を歩いているといたる所にタクシーがいるので困ることはないと思いますが、この地図のあたりに来れば必ず列をなして待っています。
タメル
毎年ブログを書いているので、「前にこれ書いたな」って思って省略することもよくあるのですが、このブログの読者のMさんに「このページを読むのが初めての人もいるかもしれないから、あまり省かないでください!」って言われたので、今年はまた少し詳しく書いていこうかな、って思います。
ということで、「タメル」について。
タメルはカトマンズ中心部の北西側にある、ホテルやレストラン、お土産屋さんやナイトクラブなどがある繁華街です。旅行者にとって便利なので主にタメルを中心に動くことになります。
ホテルフレンズホーム
今年もホテルは「フレンズホーム」です。
今回カトマンズのホテルの選び方も書いてみたので、こちらもご覧ください。
フレンズホームがなぜいいかについても書いてあります。
要は、価格もリーズナブルで、静かで、買い物をするのに場所がよくて、シャワーヘッドがある「フレンズホーム」がオススメです!という内容です。
コンセントは日本のものをそのまま使用することができます。
ドライヤーとかは分かりませんが、パソコンくらいなら変圧器等も必要ありません。
タメルの中では繁華街の少し南側に位置しますが、南の方のアサンチョークやインドラチョークなどにも行きやすい場所になっています。
今回のテーマは今まで行ったことがないお店に意識的に行く!!
さて出発。
毎回なんだかんだで同じお店に行ってしまうので、、、今回は意識的に新しいお店に行く年にしようと珍しく出発前に決めていました。珍しく事前にお店を調べてグーグルマップに保存していました。
(今回そういうことを久しぶりにやってみて、いろいろなお店をチェックして食べ歩いている方々のバイタリティーはすごいなと改めて思いました。)
ということでさっそく最初のダルバートを食べに街へ出発!!
といいながら両替屋さんのレートをチェックです。(やっぱり空港の方がよかった)
フレンズホームから通りに出るときには必ず「ちくさ」を通るのですが、看板がなくなっている。。。閉店???
こちら以前の画像です。覚王山にあったカレー屋「ちくさ」と関係があったらしいお店です。
最初に日本人の人が始めた?ので日本の喫茶店のような内装のお店です。
こちら以前の画像です。
「ちくさ」の記事はこちらの下の方にあります。
隣のお店の人に聞いたところ改装?らしきことを言っていたので、この記事を書いているときにグーグルマップの口コミを見てみたら、最近でも新しい口コミが増えているので閉店ではなさそうです。
いづれにしても来年また様子を見に行かなくては、と、こうして結局同じお店に行くことになります。
といった感じで2024年もさっそくネパールの街やお店の変化を感じることになりました。
PARU THAKALI KITCHEN
今年のテーマは違うお店へ!!
ということで外国人のユーチューバーの人が何人か行っていて気になっていたダルバートのお店へ!!
「PARU THAKALI KIETCHEN」です。
建物の2階ですが、入口が少し分かりづらいくなっています。裏手の階段から2階へ。
いつからあるんだろう?きれいめの店内です。
最初に見たのはここでしたが、この後も数か所で見かけました。
このペットボトルの水にお店の名前を入れるのが流行っているみたいです。
ちょっと光って見づらいですがメニュー!!
とりあえずということでベジターリーに。
ギーを注いでくれます。
ダル。こってりさっぱりといった感じのあじわいでした。
バート。
タルカリ。
ゴルベラコアチャール。タルカリではチャトニと言っているやつです。
グンドゥルック。
謎の大根。これが意外においしかった。
細切りの芋を揚げただけのやつ。ときどき見かけるやつです。カリカリとした食感が混ぜたときにいい感じになります。
ネパールでサラダといえばぶつ切りのこれです。
ダヒ。ヨーグルト。
唐辛子と玉ねぎとレモンの付け合わせはよくあります。
今回は”いつも頼まないもの”というテーマなので、ミントレモネードなんてモノも頼んでみました。
かなりありでした。
以前は氷に使っている水にも気を付けないといけないといわれていたので気にしていました。
最近はだいぶよくなってきているみたいです。(が、それでも水は気をつけてください。)
「PARU THAKALI KIETCHEN」いいお店です。
また書きますが、今までオススメと思っていた「THAKALI BANCHAGHAR」より好きでした。
2階で入口が分かりづらいので気を付けてください。↓の画像の右の小道を入っていった先に階段があります。
新しいお店に出会う旅、幸先のいいスタートを感じながら散策へ。
と、さっそくネパールらしい風景ゲット。ですが、少しずつ整いつつあるネパール、こんな景色も少しずつ見られなくなっていってんだろうなって思いながら写真に収めます。
去年あったかな?っていうキレイで大きな建物が続々と。
かつてはなかった”高層ビル”も確実に増えています。
高層階は大丈夫なのかな?って、思ってしまったりしますが、、、
確実に発展を続けるネパールを象徴するモノのひとつです。
DDC Dairy Ltd
タメルの北東側にある乳製品販売所です。あるのは知っていたのですが行ったことはありませんでした。
当初はエベレストモモセンターに行くつもりでしたが、18時で閉店してしまうということでこちらへ先に。
画像はネパール語ですが、英語のメニューもあります。
牛乳、チーズ、ヨーグルト、アイスクリーム、牛乳菓子なんかを買うことができます。
ダルバートを食べた後に甘いものが欲しくてアイスクリームを購入。
ちょっとふたがズレたりしているところに、ネパールを感じることができます。
安いけど普通においしいアイスクリームをいただけます。
わざわざ行く必要はないかな、っていう感じですがエベレストモモセンターからも近いのでもしタイミングがあえば。
ネパールに来たなっていう風景を横目にエベレストモモセンターへ。
ネパール名物の電線グルグルの撤去も少しずつ進んでいます。
これは水道管?のようですが、いたるところで工事が進んでいて、タメル地区では電線もいずれ地中化される予定のようです。日本のほうが遅れをとるかも!?
old everest momo center
いつもと違うお店へ!と言いながらこちらは外すことはできません。
ネパールを訪れたさいに行ってほしいお店ナンバーワン?「エベレストモモセンター」です。
かつては”ニューエベレストモモセンター”という名前で名をはせていましたが、昨年訪れた際に”オールドエベレストモモセンター”に名前が変わっていました。コロナ中に名前が変わったようです。
今回、「なんで名前を変えたんですか?」って聞いてみたら、、、
「オープンして時間がたって、もうnewじゃないからね。」って言われました。
なるほど。なるほど!?
看板も以前はNEWでした。
「地球の歩き方」の紹介文が看板に印刷されているのは相変わらずです。高すぎて見る人いなそうですが。
入口でお金を先に払います。店内も少しこぎれいになりました。
10個入り140ルピー、5個入り70ルピーです。
迷わず10個入りを。モモの大きさは小ぶりです、が女性にはやや多いのかな?
中はバフ(水牛)の肉です。このブログで何度書いたか分かりませんが、このなんとも表現できない味のソースが絶品です。これは一度食べてもらいたい。
タルカリでも「タメルのバフモモ」として、このスープを真似しようと頑張っています。
まずまず好評をいただいていますが、もうひと味といったところです。もうちょっと頑張ります!!
テーブルには共用の水。ネパールの人たちはコップを使わず、口をつけずにうまいこ口の中に水を注いで飲みます。
以前は入口で蒸していましたが、コロナの少し前から店内へ。ネパールでも少し前からキャップをかぶったりしているので衛生面とかも少しずつ気にするお店が増えています。
蒸し器の横にはスープの原液?が。何を使っているのか何度か聞きましたが、毎回「私は知らない」と言われています。隠しているのではなく、現場の人はたぶんホントに知らないんだろうな、って思います。
エベレストモモセンターのバフモモを食べて、今年もまた来ることができたなーって改めて実感。
2024年もなんとかネパールに来ることができました。あと何回来ることができるのかな?なんてことを考えながらタメルをぶらぶらと。
もしかしたらこれが最後かも、っていう思いは常に忘れないようにしています。
こちら去年中を見させてもらった高層のホテルです。スカイラウンジからの景色がきれいでした。
高い建物がじわじわと増えています。
ここは前年掘り返していた道です。ネパールらしからぬていねいな仕事がなされていました。
一方、以前きれいになった道もまた工事をしています。
というかタメルは水道管やら電線の地中化やらで、整えたあとにまた掘り返すというのがつづいています。
計画性のなさ?もネパールらしさのひとつです。
これもネパールあるあるです。
穴も開きっぱなしですが道の封鎖などはなし。
自己責任の世界です。日本だったら必要以上に文句を言う人がいそうですよね。
ここはビートルズも宿泊をしたカトマンズゲストハウス。一度泊まってみたいホテルです。
よく通る道の角にも、またキレイで新しい建物が。
ひとつ話のネタがあるのでまた後日出てきます。
その向かい。かつてネパールの”成城石井”があったスーパーの跡地。何やら工事がはじまっていました。次は何ができるのかな?また景色が少しずつ変わっていきますね。
それにしても明るくなったタメル。これまでの反動か?必要以上に電飾が増えていました。
THAMEL SEKUWA CORNER
この時期には珍しく雨が降ってきたので、近場でチェックしていたお店へ。
Thamel Sekuwa Corner &Bar
セクワ(串焼き)屋さんです。
こちらメニュー。
家族経営のお店っぽい感じ。
雨が降っていけませんでしたが、ちょっとした中庭もありました。
注文したのは、バフセクワです。
ブジャ(ポン菓子)とアチャールつき。
と、寒かったんでしょう。何を思ったのかホットコーヒーを注文しました。
完全にチョイスを間違えました。全く合わない組み合わせです。
セクワも美味しいのですが、自分はアルコールを飲まないので、こういったお店やお酒を飲むようなカジャ屋さんはあまり行きませんが、、、
今回はこんな感じのお店も意識的に入っていこうかなーという初日のミスマッチでした。
物足りなさを感じながらひきつづきタメルをぶらぶらと。
雑貨屋さんをのぞいたり。
ロティを焼いているおばさんに話かけたり。
少しずつ変わっていくなぁと。
前は雨が降ると足元がぐちゃぐちゃでしたが、だいぶ舗装されました。
いつも通らない道を歩いていたら人がいっぱいで美味しそうなチベット料理屋さんが。
後日、吉岡さんに話したら行きつけのお店でした。おいしいそうです。
結局今回は行かなかったので次回への宿題。
このあたりはチベット系のお店が多いのかな?シャパレも売ってたので買ってみました。
1個30ルピー(33円くらい)です。このあたりは比較的ローカルな価格のお店でした。
ただ、ここのシャパレよりはタルカリのシャパレの方が勝ったなって思いました。
雰囲気は美味しそうでしたが。
また少し南の旧市街アサンチョークの方へ。
このとき20時くらいです。
タメルと比べると暗いですが人出はまだまだ多いです。
大きい道を通れば女性でもそれほど不安を感じることはないのかな?っていう感じです。
ひさしぶりのアサンチョーク。
朝は市場が出るあたりです。さすがにこのあたりはまだ明るい。
スパイス屋さんなどが軒を連ねています。のんびり歩くだけで非日常感を感じられる場所です。
これは結局何だったんだろう?いろいろ知っているように思われたりしますが、まだまだ知らないことがたくさんあります。
こちら地球の歩き方に載っている”歯の神様”だそうです。自分は治療した歯が多いので、滞在中なにごともないよう必ずお参りするようにしています。
タメルへ戻ります。
タメルとアサンの途中の道はこんな感じです。(道の選択を間違えるともっと暗い道もあります。)
ネワール族のお菓子”ヨマリ”あるよっていう張り紙。
魚屋さん。これがネパールの大きい変化のひとつです。停電することがなくなったことにより、確実に増えたのがアイスクリーム屋さんと魚屋さんです。前はこんなあったかな?っていうくらい魚屋さんが増えました。
横道はこんな感じです。さすがに少し怖い感じはします。
ただ、カトマンズの治安は欧米に比べると、かなりいいという肌感覚です。絶対バッグを前にかかえないとダメといった感じもしません。(もちろん気は抜かないようにきをつけてください)
夕方になるとお店は閉まり始めますが21時くらいまでは開いている商店もちょくちょくあります。
と、道すがらなんとなくのぞいたネワールカジャ屋さん、というか飲み屋さん。
ネワール料理(内臓系が多い)がずらりと並んでいます。
手前のサプミチャというのもネワール料理の名物らしく一度食べてみたかったので買って帰ることにしました。
ピンクなのは虫よけ?の網です。
店内ではみなさん晩酌を楽しんでいました。
フレンズホームへ帰宅。帰宅でいいのかな?
シャパレと、(これはタルカリが上!!)
サプミチャです。
腸だったか?腱だったか?に骨髄を入れて揚げ焼きをしたものだそうです。
外側は薄皮がカリっとしていて、中は脂っぽい白子のような食感です。
これはやっぱりお酒のつまみなのかなー、っていう感じです。
やっぱりあまり得意ではないかな。
といったところで今日はこれくらいで
これまでとまた違う旅が始まりました。
〇今日のまとめ
今回初めてタイムリーに読んでいただいている方ありがとうございます。更新が全くされなくて次まだー?って思ったり、突然ハイペースで投稿されて、そんなたくさん一気に読めんわ(1個1個やけに長いし)、ってなるかと思いますが、終わりまで気長にお付き合いください。
来店時「読んでるよ」って声をかけていただくと、プレッシャーになって早く更新されるかもしれませんので、よろしくお願いします。
次は「パタンのバッティのクルクレハッディとアンダチウラ」です。
今日もご覧いただきありがとうございます。
ダンニャバード。
(ネパール語でありがとうの意味です。)
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