こんにちは。
名古屋本山ネパール料理タルカリです。
2023年2月1日から2月14日までネパールに行ってきました。
3年ぶりのネパールでした。
この記事に読んだあとに、何となくネパールに行った気になってもらえるとうれしいです。
2023ネパール旅
◎今回の旅の目的
(・3年間でのネパールの変化について 随時)
・インドとの国境のひとつを訪れる(4か所目)
・ジャナクプルでネパール唯一の鉄道に乗る
・ジャナクプルのミティラアートを見に行く
・シェフの弟の結婚式に参加する。
・どこかでインスタライブに挑戦してみる。
・タイでの乗り換えが18時間あるので初めてのタイ旅行♪
(※追加・ツアーの下見 随時)
あと、ネパールの料理について少し何かする。
年を重ねるとなかなか新しいことをやらなくなるので、意識的にチャレンジをしていきたいというのも今のテーマの一つです。
バス
朝、街に出たら両替レートをなんとなく見るのが日課です。
(少しでもいいレートで両替するためですが、、、
といっても、レートがよくても1万円出して百円くらいの差だったりします。まあ積み重なれば)
ここは10,000円で9,700ルピー。
ここは10,000円で9,780ルピーもらえます。
今回、滞在するフレンズホームの朝食ブッフェがなかったので朝ごはんは毎回外へ。
ここもなんだかんだ毎年来てしまうパンパニッケルベーカリーです。
(新しいお店も行かないとなと思いながら少しずつ習慣になってしまっています。いかんですね。)
少し値段は高いですが、ヨーロッパ式の”きちんとした”パンが食べられるお店です。
ちょっとしたセットだと500円とそれ以上。
もともと旅行者向けの少し高い価格設定ですが、コーヒーも200円以上と少しずつ日本と変わらなくなってきてる気がします。
(現在カフェイン接種を極力控えていますがネパールでは解除しています。)
カプチーノとクロワッサン。
ちゃんと層になったクロワッサンを食べることができます。
ちゃんとしたコーヒーが飲める。
吉岡コーヒーさん曰く、以前に比べると最近はきちんとしたコーヒーを飲めるお店もかなり増えてきているそうです。
こんな感じのお店をブログに載せると、「そういうのはいいから、もっとネパールっぽいところに行って!クレープとかタピオカとか書かなくていいから。」と当ブログの某熱烈なファンの方からクレームが入るのですが、気にせずいきます。
目的「バスに乗る」
もうすでに書きましたが、前半はジャナクプルに行きました。
もう少しジャナクプル周辺を周りたかったのですが、滞在のちょうど真ん中にスタッフの弟の結婚式に参加する予定があり、戻ってこられなかったら困るので少し余裕を持ってカトマンズに戻っていました。
といったこともあり、
この日は余裕を持たせた1日だったので特にやることが決まっていませんでした。
ということで、
なんとなくやりたかった各地のバス亭の場所やバス移動の様子を確認する日にしました。(普段、時間の制限もあり便利で早く確実なタクシーで移動してしまうことがほとんどです。)
あと、
ネパールのバスは行先が分かりにくいので、値段はかなり安いものの旅行者にはとても利用しづらいです。
実際どんな感じなのかを、読んでくれている方にお伝えしたいなと思います。
タメルからパシュパティナートへのバス
まずどこに行こうかな?と思ってなんとなく散歩をしている途中、タメルの入口にタメルゲートができてるのに気づきました。
各地で少しずつ変わっていますね。このゲートの完成形はどんな感じだろう?
とりあえずですが、やりたいことがひとつあったのでパシュパティナートに行ってそのあとにボウダナートを目指すことに。
パシュパティナートは火葬場がある場所で、ボウダナートは巨大な仏塔がある場所です。観光で行ったら選択肢のひとつに入る場所です。
パシュパティナート行のバス乗り場の場所を聞いて向います。
数年前まで、このあたりは道端や階段にお店を広げる人がたくさんいましたが、今回は全くといっていいほど見かけなくなりました。これも市長による街の整備の流れでしょうか?
ここでも昔ながらの雑多な街の汚さ、にぎやかさが無くなっています。
バス亭はこの辺です。(分かりやすい画像がないのですが・・・バスというかワンボックスカーとかテンプーという荷台つきの三輪車が並んでいてお客さんを乗せたらすぐ出ていきます。)
地図でBUS STOPとなっていますが現地に目印はあったかな?
もちろん時刻表なんてないです。
とにかく行先が分からないので、バスのハードルがとにかく高い。
客引きの人が行先と経由地を連呼しているので、それを聞いて判断をするのですが基本的にほぼ聞き取れない。(よく聞いてるとたまに知っている場所の名前が出てきますが、基本的にエリアの名前を言っているのでよく分からない。)
こちら違うバス乗り場ですの動画ですがこんな感じです。
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ということで、近くの人に聞きます。
パシュパティナートは「ゴウサラ」行に乗らないといけないとのこと。
(パシュパティナートは何度か行っていますが、ゴウサラという地名にあるというのは初めて聞きました。と、いう感じです。)
「来たら教えてあげるよ」とのことで1,2分ほど待っていたら「あれあれ」と教えてくれました。
あのテンプー(三輪の小さいバスです)が行くよとのことなので乗車。
バスを聞いた人が親切で、運転手さんに自分が降りたい場所まで伝えてくれました。
こういうところがネパール人が面倒見がいいといわれるところですよね。
車内からの風景。
ゴウサラまで25ルピーでした。(約25円)
タクシーでパシュパティナートまで行くと400ルピーくらいかな。
ただ、途中停まりながら進むので少しだけ余計に時間がかかります。
↓次々に乗り降りする人たち。
マイクロバスだとこんな感じでもう少しだけ値段が高いみたいです。
2、30分でゴウサラに到着。運転手さんが教えてくれます。
本当は降りたいところに着いたら、天井をトントンとたたいて知らせるのがネパール流らしいです。
少しだけ進むとよく見る交差点が。
空港からタメルに向かうときに通るところです。右の方にまっすぐ行くと空港があります。
パシュパティナートはこの右斜め奥の方にあります。
ちなみにこのあたりで降ろされました。
パシュパティナートからジャナクプル行のバス
ここではやりたい事がひとつだけ。
地球の歩き方に「ジャナクプル行のバスはパシュパティナートからも出ている」との一文があったので具体的な場所を確認をしにきました。
さっきの大きな交差点の南東側にバス会社のカウンターがたくさんありました。
(どうでもいいけどここでも信号が設置”は”されてる)
ずらっとカウンターが並んでいます
一か所でチケットの値段を聞いたらたしか1000ルピーだったはず。。。
少し先にはバスがたくさん待機していました。
このあたりです。
この情報がジャナクプルへ行きたい、どこかの誰かに届くとうれしいです。
自分も、次もしまたジャナクプルに行くことがあったらここから乗るのかな。
パシュパティナートからボウダナートへのバス
さて、今回はバスに乗るのが目的なのでパシュパティナートには寄らず次の目的地ボウダナートへ。
歩いている人に聞いたら、ボウダナート行のバスはさっきの交差点の北西側とのことでした。(テンプーを降りたところ同じ場所ではないの?と思いましたが、たぶん”バス”と言ったからそちらを教えてくれたのかな?と後で思いました。)
このあたり。
交差点の北西側です。
何人か立っている人たちがいます。バス待ちかな?
またまたそこにいる人を頼ります。
途中タクシーがスピードを緩めて話しかけてきますが今回はバスに乗るので断ります。
バスがきました。
バス乗り場なので”ホントのバス”がきました。
25ルピーだったかな。距離は短めです。グーグルマップで調べたら2.5kmくらいでした。
途中で少し停まりながらボウダナートへ。
10分少々?すぐに到着。もぎりの人が降りるところを教えてくれました。優しいですね。
正面ゲートの目の前に到着。
ボウダナートです。
ボウダナート
”バスに乗るのが目的”ですが、ボウダナートは毎年必ず訪れている場所のひとつなので今年もまず参拝を。
入場料は外国人は400ルピーです。ここも横道から入っていけば入場料を払わずに入れてしまいますが、ネパールへの感謝の気持ちを込めて払います。
お釈迦様の骨が納められているという仏塔です。
(ちなにみ、いつも書いていますが、タルカリの近くにある覚王山日泰寺にも日本で唯一お釈迦様の骨が納められています。)
時計回りに歩きます。
仏塔とチベット僧
ここはチベット仏教の聖地なので、ヒンドゥー教の要素がタメルよりも少なく、これまでとまた少し違う感覚をあじわうことができます。
観光地化していますが、巡礼地なので生活と入り交ざった雰囲気も感じることができます。
”パワースポット”と簡単な一言で終わらせたくはないですが、なんとなく気の流れを感じることができる場所だと思っています。
インフォメーション。前はこんなのもなかった気がするかな。あったかな。
巨大なマニ車。
五体投地。こういった光景もここでは日常的です。
仏塔の周りはカフェやお土産屋さんが並んでいます。
3,045ルピーのロイヤルターリー!!
完全に観光地価格ですが、それでもかなりの値上がりですね。
目立つところにこんなのもできてました。パン屋さんです。
英語とともに併記されるのはチベット語とやはり中国語です。
ついつい見てしまう両替レート。
タメルよりちょっといい。
仏塔の北側。以前はこの入口から一段上に登って間近から見ることができましたが、今はできなくなっています。
かつてのゆるさが少しずつ無くなっています。
そしてここ。タルカリブログの読者の方には有名な場所です。
かつて、あの老婆がいた場所。
老婆の話が気になる方は、よかったらこちらもご覧ください。
北側に大きな寺院があります。
今回も入口のガネーシャ像の近くに置いていただいたお金はそちらで納めてきました。
正面からボウダナートを見ることができます。
あと、そこで祈祷?をしてもらったらミサンガみたいなのをしてくれました。
これは初めてです。
お店で見かけたら、ああこれがそうなんだなって思ってください。
ボウダナートでチベット料理
ボウダナート周辺にはたくさんおチベット料理店があります。
ボウダナートにきたらやっぱりチベット料理です♪
入口のこの暖簾みたいなのがチベット料理屋さんの目印だそうです。
吉岡さんに教えてもらった、以前行っていた美味しいテントゥク屋さんの跡地は大きいホテル?が建設されていました。
しつこいようですが、ネパールの変化が著しいです。
その近くにお店があったので入ってみました。
なんかいろいろあるのかな?
何が人気か聞いてみたら「キーマヌードル」だそうです。
たぶん伝統の食べものではないと思いますが、割と新しいチベット系のお店で耳にします。
食べたことがなかったのでチャレンジしてみることに。
ちなみに、キーマヌードル屋さんですが、注文したのはエッグヌードルです。
甘辛いタレと麺を絡めて食べます。ピリ辛でおいしい。
なんとなく作り方を聞いたので、そのうちやりたいなーとは思っています。
でも需要あるのかな?汁なし台湾ラーメンみたいな感じで名古屋の人は好きそうな味なのかな。
他のお店のキッチンはとても参考になります。
モモも食べたかったけどまだ準備中とのことでした。
全然話は違いますが、こちらチベット寺院の若い修行僧の人のお昼ごはんです。
お寺に行ったらちょうどお昼どきだったみたいで、撮らせてもらいました。
野菜のみかなと思っていましたが、玉子は食べていいみたいですね。
つづいて、ここは毎年なんとなく入ってしまうカフェです。
屋上のテラス席へ。
ここも以前無かった変な囲いができてる。
どんどん変わっていくネパール。
斜め上から巨大な仏塔を眺められます。
ここでチャイを飲みながら、
なんとなく次の1年のことを考えるのが恒例になっています。
ボーっと仏塔を眺めるのもオススメです。
ボウダナートからタメルへのバス
1時間くらいのんびりした後、バスの旅のつづきです。
こちら正面ゲートです。
やっぱりタメルよりボウダナートの方がレートがいいですね。
あと、今回は行きませんでしたが公衆トイレもできてました。前からあったのかな?気づかなかったな。
パタンもそうだけど少しずつ観光客に配慮したつくりになってきています。
タメルに戻ります。
ここでもそこらへんの人にお願いします。
タメルに戻りたいと伝えたらこのマイクロバスを案内してくれました。
なかなかな混雑具合。
途中で降りるのは厳しそう。奥に座ってしまったけど大丈夫かな。
きついけどビルガンジ行きの車と比べると全く苦ではありません。
途中、歩道橋ができているのを見かけました。
これは無かったはず!
ネパールもどんどん変わりますね。
信号が一応点灯してる場所がありました。
これが通常通りに稼働する日はくるのでしょうか。
いつかそんな日がくるころには、ネパールの面白みもだいぶ薄れてしまっているのかな。
さて、
隣の人が「降りる場所はここだよ」と教えてくれたので降りようと思ったら、そこはバスの終点でした。
どこにつくのかな?降りられるかな?とドキドキしていましたが、到着したのはバクタプルに行くときに使うバス乗り場でした。
運賃は40ルピーくらいだったかな。
バクタプルにはバスで行くのも面白いです。
ところで、ボウダナート方面からマイクロバスに乗るとここに到着ということ?
それとも数ある路線の中で、タメル方面に行くバスがここ行きだっただけのか。
全て初めて乗る路線?でしたが、結局いまいちルートはよく分からないままでした。
とりあえず、なんとなく行けて、何となく戻ってこられるというのは分かりました。
タメルに戻ります。中心までは歩くと15分くらいかな。
途中、地球の歩き方に載っているパタン行のバス乗り場を通りました。
インフォメーションボードということは分かるけど、肝心のインフォメーションが分からない。
一度ホテルに戻って休憩です。
時間があったのでスーツケースの修理を。
書いていませんでしたが、行きの飛行機でスーツケースのタイヤが壊れていました。
気を付けようがありませんがお気をつけください。
なんとか回るようになりました。
再度バスの旅へ出発。
ここでも電線の工事をしていました。
次行ったときはもうタメルから電線が無くなっているのでは?と思います。
ネパールもどんどん変わっていきますね。
なんかお店で毎日見る風景。
ツアーなどは現地で予約が取れます。
タメルからニューバスパークへのバス
最初に行ったビルガンジへは当初ニューバスパークからバスに乗る予定だったので、今後のこともあるのでニューバスパークの場所も確認しにいくことにしました。
地球の歩き方にあるとおり、タメルの北側に向かいます。
この少し先に「オールドエベレストモモセンター(旧ニューエベレストモモセンター)」があります。
上の写真のバス乗り場はこのあたりです。
ここでも近くの人に頼ってニューバスパークまでのバスを聞きます。(ホント感謝です。)
乗車して10分くらい?金額忘れてしまいましたが30ルピーくらいでした。
タクシーを使った場合500とか言ってたドライバーの人もいました。
ここだよ。と言われて降ろされます。
バスパークの建物は?と思いましたが、グーグルマップ上のバスパークより少し西側でした。
東向こうの方にバスパークが見えます。
降りたのはここら辺。
バスはそのまま西に向かって走っていきました。
ここにもバスがたくさん停まっていたので、ここも西方面行のバス乗り場ではあるみたいです。
とりあえず歩いてニューバスパークへ。(意外とけっこうある。道も悪いし。)
この辺りもバスのチケットカウンターがたくさん並んでいました。
大きいバス乗り場なのでたくさんの人です。
やっと近づいてきた。
猫。犬はどこにでもいますが(寝ていますが)、猫はときどきしか見かけないのでけっこう珍しいです。
ニューバスパーク?が見えてきた。
ニューバスパーク
↑の写真から↓の写真まで4,5人くらいに「どこに行くの?」とか「ポカラ?」とか話しかけられました。
普段ネパールの人にそれほどしつこさは感じませんが、中・長距離バス乗り場だけは別のようです。
かなりしつこい。
こちら建物の中です。
なんか、今から旅が始まるよって感じです。
ただ、ここはネパールのローカルのバス乗り場なので全てネパール語のみ。
これはチケット買うのは難しいですね。。。
そう考えると、しつこく感じた勧誘の人に言ってチケットを買うのが一番良いのかもしれない。
値段はやっぱり違うのかな?なんていう新たな疑問もわいてきます。
今度また余裕があれば調べてみます。
ところで、ビルガンジ行きはここから乗っていくはずだったんですけど、やっぱりジープで行って正解だったのかな。。。
チケットカウンターの回りはこんな感じです。
さして変わったものもなく、バスとバス乗り場が並んでいました。
ちなみに、後からいろいろ見てたら、近くにバザールがあったらしいです。
きちんと調べずに行くのでだいたい後から気づきます。そして、なんだまた行こうって思い、行きたいところが少しずつ増えていきます。
さて、再びタメルに戻るバスへ。
その辺の人に聞いたら、「これがタメルに行くよ。」ということなので乗車して待ちます。
つり革。
体重をかけたら切れたりしないか少し心配。
20分くらいしてだったかな?出発。
このバスはどういうルートを通るんだろう?
グーグルマップを片手に街の風景を眺めます。
これもネパールっぽい景色のひとつです。
高層建築物も木?竹?で支えながら建てています。
それにしても高い建物が急激に増えたな。
さて、バルのルート。
こちらのバスは大きい道を通る、タクシーと比べるとかなり大回りのルートでした。
タクシーなら10分かからないくらいのところを30分くらいかけて戻ってきました。
降ろされたのもここら辺です。ナラヤンヒティの西側です。
たぶんバスのチョイスを失敗したんだろうなと思うので、
もっといいバスあるよーって方、情報お待ちしています。
といったようなな感じで、太陽も少し西にかたむき始めていたので、ひとまずバスに乗るのは終了です。
といったところで今日はこれくらいで。
〇今日のまとめ
これまで近場でのバス(テンプー含む)はもっと使ってみたいなと思いながらも、分かりづらいしでなんだかんだタクシーメインで移動してしまっていたので、今回はいいチャレンジができたと思います。ネパールツアーも考えていたので、こういう体験を組み込んでも面白いかなと思ったりもしていました。
とりあえず今回分かったのは、結局行先とかルートはよく分からなかったということです。
行きたいと思った方に向かえば、なんとなく行けてなんとなく戻ってこられるというのだけは分かりました。
バスは乗るだけも楽しいので、ネパールに行った際はぜひチャレンジしてみてください。変なところに行っても最悪タクシーで戻ってこられます。(自己責任でお願いします)
次は「パシュパティナートのぼったくりガイド」です。
今日もご覧いただきありがとうございます。
ダンニャバード。
(ネパール語でありがとうの意味です。)
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