こんにちは。
名古屋本山ネパール料理タルカリです。
2024年もネパールに行ってきたので旅ブログを残しておこうと思います。
読んだあとに、何となくネパールに行った気になってもらえるとうれしいです。
2024ネパール旅
◎今回の旅の目的
・インドとの国境のひとつカーカルビッタを訪れる
・外国人が通れないインドとの国境を訪れる
・今年もどこかでインスタライブに挑戦してみる。
・初めてのツアー開催
・今まで食べたことが無いものを意識的に食べる
・タイでの乗り換えが18時間あるので昨年できなかったことのリベンジ
(カオマンガイを食べる)
あと、ネパールの料理について少し何かする。
前回はこちら。
豚の街 ダーラン
カーカルビッタからダーラン
前回、ネパール最東端カーカルビッタの国境に行きました。
カーカルビッタバスパークからダーランへ向かいます。
距離は108km。車で直行すれば2時間30分くらいみたいですが、ローカルバスなので途中停まりながらの行程で結局4時間30分くらいかかりました。
こちらバス乗り場。
バスの方に歩いて行くと何人も声をかけてくれるので、行先を言えばバスを紹介してくれます。(今回有無を言わさずローカルバスを案内されたけど、もしかしたらもう少し早いミニバスとかもあったかも。)
カーカルビッタを出発。
横長に広がるネパールの中央から北側はヒマラヤ山脈を含む山岳地帯になっていますが、南部がタライ平原という元々はジャングルだった平野が広がっています。
カトマンズとはまた違う景色を見ることができます。
南国っぽい木がたくさん。
タライ平原の一番低いところは海抜70mだそうです。エベレストの8848mなので、南北わずか300kmくらいの場所の高低差が8800m弱くらい。高低差ありすぎてなんたらです。
しばらくバスからの景色をお楽しみください。
インドとネパールを走るデコトラです。
スクールバス。ネパールではけっこう見かけます。
車内。なんとなく入口すぐの場所を陣取るようにしています。
お金を数えるもぎりの人。最初乗るときに別の人には350ルピーって言われたと思ったけど400ルピー払いました。やられたのかな?真相は不明です。もし違ったらすみません。
道が交差するところでちょくちょく停まります。
バスが停まると物売りの人が窓の外から声をかけてきます。
この人はピーナッツとか豆とかスナックとか売ってます。
左の人はフルーツ各種。
こんな感じでお金のやりとりをしてます。
そうそう。なんかよく分からないのですが途中で後ろの方に席を移動させられました。降りるのが最後だから???
ここもバス停。
ここもバス停。
流れていく街の景色。
乾季なので川の水も少なめ。雨季の水量も見てみたいです。
元ジャングルっぽい雰囲気の森。
また川
またまた川
大きな川の横にはお寺があるイメージです。
厳しい大自然と共生していくのにお祈りというのは重要なんだろうなと思います。
山間部のカトマンズとは違う景色を楽しんでいたら、
隣の人が窓側と席を替わってくれと言いだしてきました。
なんでやねん、って思いましたが気分が悪いから窓側の方がいいと。
そういう事情ならと席を交換。
景色が撮りづらくなったなーと思っていたら、、、
隣の人が、もどし始めました。。。
最初は仕方ないなと思っていましたが、途中から窓の外にはき始めたので風に乗って車内に一部が戻ってきたので、さすがに嫌だなって思い、、、
バス停で席が空いたのを見計らいまた別の席へ移動。なんでこんなに移動してんだよっていう感じです。
その席は写真が撮りづらいので、
バス亭でまた移動。バス停がたくさんあってよかったのかな。
奥になにかいそうな気配がします。
バスで移動しているといつも思うのですが、外を眺めていても出てくるのはデーヴァナーガリー文字(ネパール語の文字)や英語の文字ばかり。
そういった中で、時々現れる「YAMAHA」「SUZUKI」「HONDA」「TOYOTA」の謎の安心感。
スマホで簡単に情報が手に入るようになった今でもそうなので、ずっと昔に旅をしていた人はきっともっとこの文字に和まされていたんだろうなって思います。
苗字をブランド名にしてくれた創業者の方々に感謝ですね。もちろんそれを世界的ブランドに育て上げてくれたことにもですけど。
バス停。
この人はまたお菓子かな。
この人は青菜かな?青菜なんてこんなとこで買う人いるのかな?
なんて思っていたら、
あれ?日本語。
「烏野高校 排球部」という文字が。
こんなところで日本語のジャージを着てる人がいるとは。
思いもよらぬ場所での安心感。
しばらく目で追ってしまいました。
このときは、リサイクル業者が日本で着なくなった洋服を途上国に送ってるんだろうな。
リサイクル業者にも感謝。なんてことを思ってましたが、
後で調べたら「ハイキュー」というマンガに出てくる学校なんですね。
マンガとアニメを文化として育ててくれた先人の方々に感謝ですね。
※「ハイキュー」はネパールでも人気があるそうです。
バスにゆられて3時間くらい経過。
固いイスで揺られるので少し疲れてきますが、南部は平原のため道が比較的平らなので、カトマンズとか山間部の道に比べるとかなり楽です。
ちょっと外をのぞいて気分転換したりしながら。
バス停。
ここではバナナを売っていました。
みんなで同じものを売らないで、別のものを売ればいいのになっていつも思います。
また川。
道が交わるところではバス停。
そろそろ飽きてきましたか?
そう。これがずっと続いてる感じです。少しでも伝わったかな。
バス停。
バス停。
これは結婚式かな。
途中大規模な道路工事をしていました。
今回は初めて出会いましたが、毎年地方に行くと各地で大がかりな道路拡張工事を見かけます。
ネパールのこれからの発展が楽しみな一面です。
と、別の場所で写真を撮り損ねましたが、撮影成功の「象注意」の看板。
このジャングルには野生のアジアゾウが生息しているみたいです。
そうそう見られないと思いますが、出てこないかなーなんてことを思いながら外を眺めます。
と、お墓がありました。ネパールではたぶん初めてお墓を見ました。
ヒンドゥー教は火葬で川に遺骨を流すのでネパールでお墓を見かけることはありません。
これはキリスト教徒の方のお墓なのかな?これまたカトマンズでは見かけない光景でした。
なんてことを思っていたら少しずつ大きい街の雰囲気へ。
カーカルビッタを出発して4時間30分。14時30分ごろダーランに到着しました。
豚の街 ダーラン
街の中心部にあるダーランバスパークです。
度々”豚の街”と書いていますが、ネパールでは元々は東ネパールを中心に住んでいた民族の人たちしか豚肉を食べる習慣がなかったそうです。
さすがに今ではカトマンズでも全く見ないということは無いですが、一般的によく食べられている鶏肉と水牛肉と羊(山羊)肉と比べると見かけることはかなり少ないです。
特にこのダーランの街は豚肉料理で有名だそうです。(と、豚料理がたくさん出てきそうな期待感を高めましたが、長距離移動中は食事を極端に減らすのであまり登場しません。先に書いておきます。すみません。)
地方都市っていう雰囲気の街並みです。
バスの長旅の後にまずやること。
運よく公衆トイレをすぐ発見。ここは使用料10ルピーでした。
人がたくさんいてきちんと撮れませんでしたが、山のトイレよりはキレイだけど、やっぱり少し汚めです。
こちらシンボルのクロックタワーだそうです。(後でのぼります。)
とりあえず腹ごしらえ。
バスパークには軽食屋さんが並んでました。
アルチョップ。ジャガイモと野菜とスパイスを混ぜて揚げ焼きしたものです。イメージ的には具入りのスパイシーハッシュドポテトみたいな感じ。
インスタ映え
この街で泊まって翌朝次の目的地に行くか、今日中に移動するか考えながら街を散策することにしました。
クロックタワーの横には時計屋さんが並んでいました。クロックタワーだけに?
同じところに同じ店が集まるのはネパール人の習性みたいですね。
ときどき見かける体重計屋さん。かといってこのビジネスもどうなんでしょうかね。
と、さきほどの「ハイキュー」につづき、マンガのパーカーを着た少年を発見。
地球の歩き方によると商店街が並んでいるということで、クロックタワーの大通りを北に進みます。
どんどんなくなっていくであろう「FUJIFILM」の看板。
この通りは日用品のお店が多く並んでいました。そりゃそうですよね。観光客はそんなに多くなさそうな街なので。
この街でも大規模な道路工事を行っていました。
この山を1時間くらい登った先に面白そうな寺院があるみたいでしたが、、、
このころには、その日中に次の街に移ることを決めていたのでさらっと通りすぎることに。
もしまた東ネパールに来ることがあったら行きたいです。イラムには行きたいけど、ここはもう来ないかな。。。
ポークモモ
何か豚肉料理を食べておきたいな、と散策をしながらお店を探します。
と、普通に猿がたくさんいました。
どこの家もフェンスがありますが、当然ですね。これは厳しい。
人が何人か入っていくお店があったので、そこへ行くことに。(お店に入るときは食材が回ってそうなお店を選んでください。あと火が通ってるもの。)
モモとチョーミンとトゥクパのお店でした。
若い人たちがたくさんいました。
ポークモモを注文。
おいしい。けどもうちょっと具が欲しかったかな。
豚のモモ。要は餃子でした。日本人にはなじみがありすぎる味です。
やっぱりせっかく食べるならバフモモかな。でも名物を食べられて満足です。ウチの店でポークモモは需要あるのかな?
一応場所を残しておきます。
ダーランの商店街
ささっと食事を終えて街歩きを再開。
クラクション禁止。カトマンズもそうですが、地方も少しずつ整いはじめています。
さきほどの大通りの反対側。食べるところもぼちぼちありました。
こんなところでも日本語学校のJAPANの文字が。あとどれくらい続くのでしょうか。BLIGHT FUTUREとか書いてありますね。。。
バスパークに戻ってきました。
ちょっと横道に入ってみます。
結果的に、この道の方がにぎやかで面白かったです。お店も多かった。
ダーランに来たらクロックタワーから西側に入っていくのをオススメします。
↓ここの細い道を西側です。
チュルピー(干しチーズ。めちゃめちゃ固い)も東ネパール名物らしいです。
※お店にあるので食べてみたい方お声をおかけください。
食材とかも豊富。
えらいにぎやかで楽しい。
野菜市場もありました。
なんで市場ってテンション上がるんでしょうかね。野菜が並んでいるだけなのに。
さきほどまでと活気がちがう。
別の場所にも野菜市場が。
周辺をぐるっと歩きます。
豚肉あるかな?と思って撮ってたらお兄さんが写りこんできました。
さっきのところもよかったけど、こういうところもいいですよね。
ダーラン中心部の街並みをお楽しみください。
チケットカウンターが増えてきました。
またバスパークへ。
ダーラン クロックタワー
せっかくなのでクロックタワーにのぼってみました。
入場料20ルピーです。
上へ。
西
東
北
行きたかった寺院はたぶんこの真ん中の山のところです。
晴れた日は絶景みたいですが、曇り空だったのも行かなかった理由のひとつです。
南
画像を見て思い出したのですが、このカリン塔みたいな高い塔なんだろう?って思って調べようと思っていました。なんだったんだろう?
天気が悪かったのもあって特筆することはありませんが、晴れてたら印象はまた違ったのかな。
Hotel Nava Yug
南側から来て、北と西を歩いてみたので最後に東側も少しだけ行ってみました。
印象としては北側の大通りと同じ感じです。
やっぱり西側が面白かったかな。
ダーランのホテル情報が少なかったので、
バスパークの近くにあったホテルの部屋をのぞいてきました。
「Hotel Nava Yug」です。
思ったよりかなりきれい。
窓は汚い。
値段を聞いたところ2000ルピーでした。お湯とかは確認してないけどいいんじゃないかな。
クロックタワーを東に行ってすぐの場所です。入口がちょっと奥まっているので気を付けてください。
結局1時間半くらいの滞在でしたがわりと満足でした。
山の上のお寺に行けなかったのと豚料理がモモしか食べられなかったのが心残りです。(思い返せばけっこう多いな。)
でも残りの4日間の東ネパールとカトマンズの配分を考えたらちょうどよかったですね。
次の街ビラトナガルへ向かいます。この街でもやりたいことが。
といったところで今日はこれくらいで。
〇今日のまとめ
バスでの移動時間。特にやることは無いといえば無いのですが、何か面白い景色を見逃さないようにとスマホのカメラを起動しながら外を眺めていたり、カトマンズまでの行程を考えたり宿を探したり、後は、普段なかなかまとまった時間をとることができないので、今後のことを考えたりするのにちょうど良かったりもします。そういえばこのとき今回のナンのこととかも考えていました。
次は「ビラトナガル」です。
今日もご覧いただきありがとうございます。
ダンニャバード。
(ネパール語でありがとうの意味です。)
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