”名古屋で”ダルバートを出すお店が増えない理由

「名古屋ってダルバート出すお店が少ないよね。」

お客様からよく言われることのひとつです。

最近は少しずつ増えてきたみたいですが、

名古屋でダルバートを出すお店は少ないです。

(ダルバート出しているお店が少ないから

ダルバートを出しているというのもあるんですけど。。。)



なぜダルバートを出すお店が増えないのか?

これまでも出すお店がありましたが、

出すのを止めてしまったり、

お店がなくなってしまったりでした。

ひとことでいうと、

”オーダーがなかなか入らないから”

だと思うのですが、

なぜオーダーが入らないのか、

どうしてダルバートを出すお店が増えないかについて、

少しだけひとりごとを書いてみようと思います。

※これがすべてではないということを踏まえたうえで・・・。

名古屋でダルバートを出すお店が増えない理由

”名古屋で”ダルバートが増えない理由は、

ざっくり言うと2つあると思っています。

  1. 名古屋(愛知県)の”県民性”
  2. 名古屋の”立地”のよさ

1、名古屋(愛知)の”県民性”

名古屋の方の性格は一般的に、

保守的などと言われますが、

その通りだと感じています。

自分は出身が名古屋ではなく、

十数年前に名古屋に来ました。

なので、

名古屋の方が保守的という点は、

非常に感じさせられることも多いです。

新しい商業施設が出来たら

とりあえず行くけれども、

結局”いつもの”イオン・アピタに戻っていく、

という感じが強いように思います。

”いつもの”つきあいを大事にして、

”いつもの”お店に通う。

”いつもの”メンバーであつまる。

名古屋周辺の人たちの、

いつもの”店へのこだわりは他県以上だと思います。

それがコーヒーチケットに代表される

喫茶店文化にも表れていると思います。

結局は”いつもの”お店が一番だよね、

というような。。。

ダルバートもまあいいけど、

やっぱり食べ慣れてる”いつもの”カレーの方がいいよね。

というような。。。

気に入られるまでは時間がかかるけれども、

一度気に入られたら、

かなりの間同じモノを、

長い間使いつづけてくれる、

名古屋の方にはそんな印象をもっています。

チャレンジし続けるというよりも、

こつこつと積み重ねていくという性格が

東海圏のモノづくり文化の強さにもつながっているのでは?

とも思います。

ダルバートも

少しずつ知られているようには思っていますが、

今のところ認知度がかなり低く、

”いつもの”になるのに時間がかかっているため、

他の大きな都市より、

育つのに時間がかかっていると思います。

”信頼される”にはもう少し時間が必要なように思います。

2、名古屋の”立地”のよさ

名古屋は立地が”良すぎる”というのも、

ダルバートを出すお店が増えない

理由のひとつだと思っています。

名古屋に住むようになって思ったのが、

名古屋の中で行く場所は少ないけれども、(すみません。)

名古屋からはどこでも行きやすい。

ということでした。

東京、大阪、京都、北陸、長野、伊勢方面などな。

どこにも比較的簡単に移動することができます。

タルカリのお客様でも、

「先週大阪にカレー食べに行ってきたよ。」

とか、

「さっき奈良でカレー食べてきた。写真見て。」

というようなお客様も、

けっこういらっしゃいます、

最近では、

改めて書くことでもないですが、

料理を写真に収めてシェアするのが当たり前になっていて、

情報へのアクセスも簡単になっています。

そこへきての、

名古屋から他地方への移動のしやすさは、

名古屋の中で新しいお店が増えるのには少し

マイナス要因になっているように思います。

さきほど書いたように、

情報もすぐに手に入ってしまうし、

すでに広まっている地域へ簡単に行けてしまうので、

みなさんそちらへ行かれます。

そして、

簡単に他の地方のレストランと比べられてしまう。。。

よくお客様から言われるのが、

「東京のお店ではこの値段でこの内容だったよ。」

とか

「名古屋のダルバートは高いよね。」

というような感じで。

まだ成長しきっていない土地で、

すでに広まっている場所と比べられるすぎると、

なかなか伸びていかないというのは

若干仕方のないことではないかなと思います。

お母さんから口を出されて、

いまやってるんだからぁ!

いろいろ言わないでよ~

って、言いたくなるときありませんかでしたか?笑

SNSの良い点は情報が気軽に手にはいるという点ですが、

気軽に手に入りすぎて、

”モノ”まですぐに手に入ると、

思わされてしまう点はよくないと思っています。

SNSによる情報のスピードアップは、

流行るのを早めましたが、

同時に廃るのも早めたりしていて、

地道に育てるということには向いてないようにも感じています。

(少し話は変わりますが、

以前は、

「ネパールではダルバートは50ルピー(約55円)なのにね。」

とネパールと比較されることがほとんどだったので、

それと比べると国内でのダルバートの認知度はかなり高くなっていると思います。)

ちなみに、

この名古屋の移動のしやすさ、

イベントなどの「名古屋飛ばし」という言葉に表れていると思います。

いろいろな業界において、

名古屋で開催するよりは、

別の場所でやった方が効率がよい。

(名古屋の人は来てくれるから・・・)

というような思惑が働いているのではないかと思わされます。

文化が入ってきづらく、

簡単に他地方にアクセスできてしまう。

新しもの好きのアクティブな人は、

他都道府県にさっさと行ってしまい、

保守的な方はなかなか

新しいものに手を出さない。

名古屋の移動のしやすさは、

「名古屋の中で」”新しい”文化が育つのには

少し厳しい環境なのかもしれないと思っています。

ダルバートを出すお店は増えるのか?

もちろん名古屋だけではないですが、

特に名古屋では上記の理由から、

大きな都市にもかかわらず、

新しい文化がはいりづらい風土

になっているのではないかと思っています。

大きな田舎・・・名古屋。

大都市だけど、

ムラ社会の空気が残っていて、

受け入れられるのに壁があり時間がかかるけれども、

受け入れられれば関係がずっと続いてく。

そのような街だと思っています。

今日はダルバートを出すお店が増えない理由

について書いてはきましたが、

感覚としては、

もうすぐ一気に増えるのではないかとも思っています。

理由としては、

名古屋に住むネパール人が増えているからです。

聞いた話ですが、

2011年の震災以降、

外国人留学性の希望者数が減ってしまい、

それを補うために

ベトナム・ネパールの留学生ビザが申請しやくなったそうです。

その結果、

ネパール人の留学生が名古屋に急増しています。

大曽根は以前からネパール人がたくさん住んでいますが、

今池もかなり増えてきています。

ダルバートを出すお店が増えるといっても、

ネパール人向けなので、

日本人ははいりづらいお店になりそうですが・・・。

お店が増えればいいっていうものでもないですよね。

実際。。。

現時点でダルバートを出すお店が少ないからこそ、

タルカリではダルバートを出している意味があるとも思っています。

ダルバートを広める役目を担おうと

考えてやっているわけではありませんが、

お客様とお話をしていると、

タルカリで初めてダルバートを食べて、

ナンではないカレーを知って、

ダルバートやミールスなどのカレー屋巡りを

始めたという方も何人かいらっしゃいます。

「タルカリでネパールカレーのおいしさを知ったよ~」

というようなお話を聞けるととてもうれしいです。

それと同時に、

「名古屋でダルバートが広まって、

ダルバートを出すお店がもっと増えるといいですね!」

ということも言われたりします。

名古屋でダルバートを出すお店が増えるのはいいのですが、

そのときは、

本山タルカリもひとつの役目を終えるときかなとも思っています。

という感じで、

今日も長々と書いた文章をお読みいただき、

ありがとうございます。

ちなみにですが、

上記以外のここには書いていない(書けない)?

点もいくつかあったりしますので、

(ブログでは無難なことしか書けないので・・・笑)

もしご興味があれば店頭にて!!笑

それでは、

ご来店おまちしてます~

※以前書いたネパール人シェフ目線?の記事はこちら

ネパール人はネパールカレーを出したがっているのか?

今日もご覧いただきありがとうございます。

ダンニャバード。

(ネパール語でありがとうの意味です。)

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