アジアのスピード感

たわいない話

こんにちは。
タルカリです。

今年も残すところあと10日ですね。
1年が過ぎるのが早い。。。

 

そんな年の暮れですが、
いつも通る道にもうすぐ「ベトナムカフェ」がオープンするみたいです。

 

一昨日のお店の休みの日に道を歩いていたら、
突然、これまで普通の一軒家だったところが、
このような感じになっていました。

 


(この、中にいる人に話しかけてみました。)

 

外からも中が見えるように、
入り口が変わっていて、
電気もついているので何だろう?
と思って覗いてみたら、
ベトナムカフェとのこと。

これまで全くそんな雰囲気は無かったのに、
今週の土曜日オープン予定だそうです。
(残り4日。準備全然出来ていないのに。
そういえば、友人のネパール人もオープン1週間前に
保健所に営業許可の申請に行ってました。。。)

 

さらに、
お店の人いわく、
まだコックさんが来ていないんですけどね。」
と、いうことでした!?

「ビザの関係ですか?」
と聞いたら、
「そうです。ビザがまだです。」
とのこと。。。
(ちなみに、中にいた人は英語も全く話せず
二階から別の方が降りてきてくれました。
その若いオーナーさん?は、日本語ペラペラでした。)

無事開店することを陰ながら祈っています。
そして楽しみです。

 

こういった類の話はインド・ネパールカレーでもよく耳する話です。
まだスタッフが決まっていないのに、
とりあえずお店の開店だけは決めるという。。。

 

日本人だったら、
”石橋を叩いて渡る”ではないですが、
しっかりと計画をたてて、
準備に時間をかけて、
だいじょうぶかなと思ったあとに、
さらに準備万端にして、
満を持して、さあスタート!!
ということが多いように思います。

(そして、
いざ始めようと思ったらブームが去っていたという場合も。。。)

 

ネパール人たちを見ていても、
よく思うのですが、
とりあえずやってみるという人がとても多いです。(お店を。)

日本人がお店をやる場合は、
お金をかけて、人生をかけて、さあ勝負!!
という感じも多いですが。。。
でも今では、手段もいろいろ増えて
以前とは変わってきているんでしょうか。

 

インドカレーのお店も、
よく開店してよく閉店するイメージありませんか?

 

お金を稼ぎに国から出て来ているシェフの人たちにとって、
雇われではなくお店を経営するというのは、
もちろんひとつの目標ではありますが、

お店をやればお金が儲かる!!とりあえずやろう!!

という人も多いです。
(けっこう儲からないんですけどね。。。
ただ、儲かるお店があるのも事実ですが。)

 

そのように、
すぐに閉店したりするのを目にして、
もうちょっと考えてからやろうよ~。
と思うこともしばしばですが、
意外に、あそこってあんなに売れるんだ!
と思うこともよくあります。

大丈夫だろうと思っていてもダメなときもあるし、
ダメだろうと思っていても大丈夫なときもあるし。

 

 

開店・閉店といえば、
つい先日も友達のネパール人が、
「お客さん来ないから、お店を売った」と言っていました。
(そのようなそぶりは直前まで全くなかったのに。)

一度ネパールに帰ってから、
最近また日本に戻ってきて、
「お店やりたいから場所を探してほしい。」
と、ちょくちょく連絡が入ります。。。

 

このように、
お店を閉店するということに、
全く悲壮感がないところも見習うべき点だと思います。

自分も正直、お店を閉めるときは、
ああ、あそこ”つぶれた”んだ。
と思われるのがとても嫌でした。
(今は、このお店を閉めるとしても、
前ほどは感じなくなっていると思います。
そういった感覚を彼らから学んでいるのではないかな。。。)

 

『失敗を恐れずに!!』

とか、

『やってみないと分からないから、とりあえずやってみようよ!!』

と言うのは簡単ですが、
実際やるとなると。。。
かなり難しいですよね。

今の日本に足りないことの一つはきっと、、、
とか書くとちょっと変な感じになりそうなので、
これ以上はやめておきます。

 

”失敗”を”失敗”ではなく、
”経験”にするという彼らの考え方に、
学ぶべき点は大いにあると思います。

 

「日本人がゆっくり準備をしている間に、
世の中はどんどん変わっていく。」
ネパールに住んでいる日本人の人も言っていました。

タメル(カトマンズの旅行者が集まる街)でも、
これまで日本語の看板だったところが、
目に見えて中国語に変わってきているそうです。
(これは少し話が違いますかね。)

 

今年ももうすぐ終わり。
少しずつ歳も重ねていきますが、
これからも変化に対応していきたいと思う、
年末間近のある寒い日の夜でした。

 

 

※途中書き忘れたのでこぼれ話

これから、こういった元留学生がやる、
ベトナムカフェとネパール居酒屋みたいなお店が、
名古屋でも増えてきそうです。

数年前から増えたネパールとベトナムの
留学生たちが学校を終えて仕事に就き始めているので。
そういったお店に留学生が集まるという好循環が続きそうです。

ベトナムカフェは楽しみ。
ネパール居酒屋はライバルが増えるので、
少し気を引き締めて、がんばらないとなと思っています。

 

彼らに負けず失敗を恐れず、
チャレンジをし続けていきたいと思います。

 

 

今日もご覧いただきありがとうございます。
ダンニャバード。
(ネパール語でありがとうの意味です。)

 

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